昨日、今年の祇園祭山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式が、京都市役所で行われました。

くじ取り式の歴史は古く、今より600年以上前の1500年に始まったそうです。
江戸時代は六角堂、 明治時代は京都府庁や市役所などで、終戦直後は八坂神社で行われていました。
しかし、巡行順をめぐり山鉾町の争いが絶えなかったため、1953年からは市議会議場が会場になっているそうです。
式は、各山鉾町の代表者が羽織はかま姿で集まり、くじを引きま す。

慣例で巡行順が決まっている「くじ取らず」の9基を除く、24基の代表が、京都市長、祇園祭山鉾連合会理事長、八坂神社宮司らの立ち会いのもと、予備くじの順に登壇してくじを引 きます。
引いたら市長に見せ、順番を読み上げるというものです。

今年の山一番は、前祭が占出山、49年ぶりに復活する後祭は、八幡山に決まりました。
占出山の山一番は20年ぶりだそうです。
その後、11時半ごろ八坂神社に向かい、祭礼の無事を祈ります。
祇園祭山鉾巡行は前祭が17日、後山が24日に行われます。
昨日は用事があり、四条の繁華街に行ってきました。
アーケードからコンチキチンのメロディーが流れています。
これを聞くと、祭りの雰囲気が一気に盛り上がります。
今年は後祭も是非、見たいと思っている私です。