京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

下鴨神社の御手洗(みたらし)祭

2014-07-26 04:37:52 | 京都めぐり

私の長かった祇園祭も終わり、少し虚脱ぎみになっています。
後祭巡行の後、翌日からどうしようかと、思案していました。
そのとき、先日ある方が「御手洗祭」のことを言っていたことを思いだし、さっそく、昨日からはじまった下鴨神社の御手洗祭に行ってきました。

御手洗祭は、夜のほうがロウソクに照らされた景色は美しいのですが、長い行列を覚悟しなければなりません。
祇園祭で行列には少し参っていましたので、朝に行くことにしました。

下鴨神社に着いたのは、朝の7時です。
まだ参道を歩く人も少なく、露店もポツリポツリです。勿論まだ営業はしていません。
ミーン、ミーン、ジー、ジー、蝉の音があちこちから聞こえてきます。





太極拳をやられている人たちです。





楼門前も行列を誘導するロープがひかれています。





下鴨神社の楼門です。










楼門をくぐると、献灯料変更の案内看板が立っています。
昨年まで200円だったのですが、300円に値上げです。





ここも、行列誘導のロープがひかれています。
御手洗(みたらし)の足つけ神事は、土曜丑の日に、ここの池に足をつけ、燈明をお供えすると病気にかからないとされています。






献灯料300円をお支払いし、ロウソクを持ち、池に入ります。
勿論、履き物はビニール袋に入れます。
朝は早いせいか、まだお参りする人は少ないです。





人が歩き、池の水が揺れます。










途中、ロウソクに火をつけます。






ロウソクをたてます。






この方は、何をお願いしたのでしょうか。





お参りの後、池から出て,足を拭きます。





ふと、空を見上げると真っ青です。
今日も京都は猛暑になりそうです。





御手洗神社前の水に、無病息災祈願の足形を浮かべます。





賀茂の御神石です。
子供のかんのむし封じの効果があるそうです。
いただいてきました。






境内の一角の桔梗






参道を引き返す途中、セミの脱け殻発見