私の長かった祇園祭も終わり、少し虚脱ぎみになっています。
後祭巡行の後、翌日からどうしようかと、思案していました。
そのとき、先日ある方が「御手洗祭」のことを言っていたことを思いだし、さっそく、昨日からはじまった下鴨神社の御手洗祭に行ってきました。
御手洗祭は、夜のほうがロウソクに照らされた景色は美しいのですが、長い行列を覚悟しなければなりません。
祇園祭で行列には少し参っていましたので、朝に行くことにしました。
下鴨神社に着いたのは、朝の7時です。
まだ参道を歩く人も少なく、露店もポツリポツリです。勿論まだ営業はしていません。
ミーン、ミーン、ジー、ジー、蝉の音があちこちから聞こえてきます。

太極拳をやられている人たちです。

楼門前も行列を誘導するロープがひかれています。

下鴨神社の楼門です。


楼門をくぐると、献灯料変更の案内看板が立っています。
昨年まで200円だったのですが、300円に値上げです。

ここも、行列誘導のロープがひかれています。
御手洗(みたらし)の足つけ神事は、土曜丑の日に、ここの池に足をつけ、燈明をお供えすると病気にかからないとされています。

献灯料300円をお支払いし、ロウソクを持ち、池に入ります。
勿論、履き物はビニール袋に入れます。
朝は早いせいか、まだお参りする人は少ないです。

人が歩き、池の水が揺れます。


途中、ロウソクに火をつけます。

ロウソクをたてます。

この方は、何をお願いしたのでしょうか。

お参りの後、池から出て,足を拭きます。

ふと、空を見上げると真っ青です。
今日も京都は猛暑になりそうです。

御手洗神社前の水に、無病息災祈願の足形を浮かべます。

賀茂の御神石です。
子供のかんのむし封じの効果があるそうです。
いただいてきました。

境内の一角の桔梗

参道を引き返す途中、セミの脱け殻発見
