京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

フシグロセンノウ、キツネノカミソリ、マンリョウの花、夏の山野草

2017-07-29 15:37:59 | 花めぐり2017

フシグロセンノウが開花しました。
この花はナデシコ科 センノウ属の多年草です。
日本固有種で本州の関東地方から九州の林の縁や林の中に自生します。
開花期は7月~10月、高さは40センチ~80センチです。

























キツネノカミソリ発見です。
里山や神社の境内などでよく見かける夏咲きの野草で、関西平地ではお盆頃によく見られます。
お彼岸頃に真っ赤な花を咲かせるヒガンバナと同じ仲間(リコリス属)で性質も似ています。










マンリョウの花です。















ヤマユリまだ咲いていました。










オニユリ(ムカゴあり)










ヒオウギ










ヤマシャクヤクの実





レンゲショウマ花数が少し増えてきました。










オオバナノヒメシャジンも咲いています。










ヤブカンゾウ





八重オニユリ





コオニユリ















秋の七草オミナエシとフジバカマのつぼみ











ホトトギス

















朝顔展

2017-07-29 06:27:55 | 花めぐり2017

今年も植物園で朝顔展(第58回)が昨日より開催(7/28ー8/1)されました。
梅雨が明け猛暑続きですが、朝顔展はラジオ体操とならんで真夏の風物詩です。
うれしいことに朝顔展の期間は植物園の開園時間は7時です。
朝早いですが、多くの方が今年の朝顔を見に来ていました。
























































朝顔は奈良時代末に遣唐使が薬用(下剤)として種子を持ち帰りました。
それから観賞用に栽培され、日本独特の園芸植物になったのは江戸時代です。
最も流行したのは文化文政(1804ー29)朝顔の書物も多数出ています。
次の黄金期は幕末寛永安政(1848ー60)で江戸、京都、大阪で盛んに栽培され、変化朝顔の改良もすすみ、
明治20年(1889)を過ぎると大輪朝顔が生まれます。
今日は大輪朝顔全盛です。大輪朝顔の大きさは15cm前後あります。


大輪行灯作り18.5cm 雪の円山





桜吹雪 15.5cm





金築





金魚の舞





万代の紫泉





団十郎





古都姫





薄化粧





雪月花





喜撰 14.0cm





燭光





藤娘





翁の友





平安の泉 17.5cm





住吉の衣 16.5cm





御幸の誉





東山





宝幸白大臣





変化朝顔はまだ開花が少なかったです。

黄斑入打込芋葉白留胆咲き





黄鍬形葉紫吹掛絞丸咲き





黄抱芋葉紅深覆輪丸咲き





黄抱笹葉紅吹掛絞丸咲き