京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

花菖蒲、イブキジャコウソウ、ムラサキ、山コンニャク

2018-06-07 16:07:20 | 花めぐり2018

花菖蒲見頃です。















東鹿子





渡津海(江戸系)





清少納言(肥後系)





青柳染(伊勢系)





葵の上(江戸系)





紫雲閣(肥後系)





花の雨(江戸系)





初夏の珍しい花です。

イブキジャコウソウ

シソ科イブキジャコウソウ属、園芸目的の採集などで京都ではわずかに残っているだけです。
京都府の絶滅危惧種に指定。
北海道から九州の山地や平地などの日当たりの良い岩場などに咲きます。
細い枝に小さな葉を四方に広がり、地面を這う様子は草に見えるが小型の低木です。
和名は息吹山(滋賀、岐阜)に多く自生し、ジャコウのような芳香があることに由来します。





















ムラサキの花

ムラサキ科ムラサキ属、多年草で、初夏から夏にかけて白い花を咲かせます。
花は鑑賞価値は少ないそうですが、根は薬用や紫色の染色源となり「紫根」と呼ばれています。
法隆寺献納宝物に見られる染色で飛鳥時代からのもので、当時の紫根染と言われています。
万葉集には「むらさき」の言葉が数多く用いられています。
化学染料が普及する明治以降は急速に数が減ってレッドデータブック扱いです。
京都府 絶滅寸前種
環境省 絶滅危惧1B類(EN)
近 畿 絶滅危惧種A















山コンニャク

サトイモ科 コンンニャク属
花茎の高さ約1mの多年草。
花は花茎の先に1個つき、仏炎苞はラッパ形で、長さ約20cm。
花には悪臭があります。
生育地は四国(高知県)、九州南部~沖縄
花期5~6月








テッポウユリ、タニマユリ、ササユリ、ノカンゾウ、ヘメロカリス

2018-06-07 05:32:13 | 花めぐり2018

六月はユリの季節でもあります。
ササユリに続きいくつかの品種も咲き始めてきました。

テッポウユリ
日本固有のユリです。










タニマユリ
コオニユリに似ていますが、色が濃いです。










ノカンゾウ
日本各地に自生しています。
八重咲のヤブカンゾウ、ニッコウキスゲ、トビシマカンゾウなどいつくか種類があります。










ササユリ
ユリのなかで開花の早い品種で、日本固有のユリです。





ヘメロカリスも咲きはじめました。
園芸ではユウスゲやカンゾウ類を元に品種改良で生まれたものを呼びます。















ハナトラノオ





ナデシコ





ダリア










カンナ





サフランモドキ





クレマチス





クレマチス(プリンセス ダイアナ)





テッセン