植物園の蓮 2018-06-14 16:21:56 | 花めぐり2018 大蓮寺に続き植物園の蓮も開花しはじめました。 現在開花している品種です。 春不老 桜蓮 明珠 状元紅 巨椋の斑 巨椋の曙 小麗錦 西円寺青蓮 知里の曙 玉繍蓮 インドデリー大学
生誕150年 横山大観展 2018-06-14 05:29:07 | 美術・博物館 明治、大正、昭和を通して日本画の大巨匠として知られる横山大観ですが、 現在京都国立近代美術館で『生誕150年 横山大観展』が開催(6/8ー7/22)されています。 横山大観(1868-1958)の生誕150年、没後60年を記念した回顧展です。 東京美術学校に学んだ大観は、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立し、新時代における新たな絵画の創出を目指しました。 西洋からさまざまなものが押し寄せる時代の中、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ、時に改変を試みました。 また主題についても従来の型から抜け出し注目を集めました。やがてこうした手法はさらに広がりを見せ、自在な画風と深い精神性をそなえた数々の大作を生み出しました。 今回の展示会では、《生々流転》(重要文化財、会期中巻き替えあり)や《夜桜》《紅葉》(いずれも展示期間は7月1日まで)をはじめとする代表作に、新出作品や習作などの資料をあわせて展示されています。 私は《夜桜》《紅葉》を是非見たかったので早めに行ってきました。 第1章 明治の大観 「夏日四題のうち 黄昏」 1899(明治32)年 「白衣観音」 1908(明治41)年 100年ぶりに発見された作品です。 「瀑布(ナイアガラの滝・万里の長城)」 1911年(明治44) 「彗星」 1912(明治45)年頃 「山路」 1912(明治45)年 第2章 大正の大観 「生々流転」 重要文化財 1923(大正12)年 雲がわき、その雲から落ちる一滴から川となり、それがやがては大河になり海に流れていく。 そしてまた空中に戻っていくという水の一生を描いた作品です。 第3章 昭和の大観 「朝陽霊峰」 1927(昭和2)年 「夜桜」 1929(昭和4)年 前期展示(6/8ー7/1) 「紅葉」 1931(昭和6)年 前期展示(6/8ー7/1) 「海に因む十題のうち 波騒ぐ」 1940(昭和15)年 「山に因む十題のうち 龍踊る」 1940(昭和15)年 「山に因む十題のうち 乾坤輝く」 1940(昭和15)年 「或日の太平洋」 1952(昭和27)年 会期中、作品の入れ替えがあります。 前期:6月8日(金)~7月1日(日)/ 後期:7月3日(火)~7月22日(日) 主要作品の展示期間 4 無我 明治30年 東京国立博物館 7/3~7/8のみ展示 6 屈原 明治31年 嚴島神社 後期のみ展示 48 群青富士 大正6年頃 静岡県立美術館 後期のみ展示 68 夜桜 昭和4年 大倉集古館 前期のみ展示 70 紅葉 昭和6年 足立美術館 前期のみ展示 また、60 生々流転(重要文化財 大正12年 東京国立近代美術館蔵)は巻替えを行い、 6/8~6/24、6/26~7/8、7/10~7/22の3期で、異なる場面を展示します。