秋の山野草 サラシナショウマ、カシワバハグマ、ミカエリソウ、ノコンギク 2018-10-20 16:49:29 | 花めぐり2018 サラシナショウマ カシワバハグマ ミカエリソウ ノコンギク ハマギク キブネギク 赤花八重 キブネギク 白 フジバカマにアサギマダラ ハギまだ咲いています。 シクラメン ニワウメ ボケ
応仁の乱を歩く 2018-10-20 05:29:20 | 京都歴史散策 少し京都の歴史散策をしようと思い、応仁の乱の地を歩きます。 応仁の乱(1467ー77)は御霊神社付近の森での合戦が発端となります。 室町幕府将軍足利義正の世継ぎ問題や、管領畠山・斯波両家の家督紛争などが背景にありました。 幕府の権威失墜もあり、守護大名細川と山名の勢力が対立し、京の町は約11年に及ぶ内乱の地になりました。 コースは京都市考古学協会発行の「京の歴史散策マップ」です。 歴史のおさらい スタートは京都市考古資料館です。 資料館前に「西陣」の石碑があります。 山名宗全邸宅跡 守護大名山名持豊(宗全)が日野富子やその子(義尚)を擁立して、西に陣を張ったことから、このあたりを「西陣」と呼ぶようになりました。この石標は山名邸跡を示すものです。なお、山名町はその邸宅に因みます。 もう一カ所石碑が近くにあります。 次に向かったのは「百々橋の礎石」です。 百々橋を隔てて東軍と西軍が幾度も合戦を行いました。 昭和38年まであった石橋は洛西ニュータウンの竹林公園内に移され復元されました。 四石の礎石のうち一石は室町小学校の校庭に、一石は小川通り沿い百々橋跡地に残されています。 茶道、表千家、裏千家が百々橋跡の近くにあります。 本法寺 百々橋跡を下ると本阿弥光悦京屋敷跡の石碑があります。 今出川室町の角に「足利将軍室町幕府跡碑」があります。 烏丸通りをはさんで同志社大学の西向かいになります。 1378年に室町幕府第三代将軍足利吉満が造営した広大な邸宅です。四季折々の花木が植えられた庭園の美しさから「花の御所」とも呼ばれました。室町通りにあったことから「室町殿」「室町御所」とも呼ばれ第八代将軍義政までは将軍邸として、また応仁の乱では東軍の拠点となりました。 大聖寺門跡(御寺御所) 大聖寺は御寺御所とも呼ばれる臨済宗相国寺の門跡尼院です。 境内は室町時代の花の御所跡の一画と言われ、「花乃御所」の石碑があります。 1697年に明正天皇御所の材料を移して作られた庭園(非公開)は京都市指定名勝です。 境内の御車寄せ 京都御所の御車寄せに似て立派です。 室町殿石敷き遺構 同志社大学寒梅館建設に伴う発掘調査(2002)で発見された室町時代後期の石敷き遺構が、調査された同じ場所(校地の北東角)に保存されています。 応仁の乱勃発の地 御霊神社の前に「応仁の乱勃発地碑」が立っています。 早良親王ほか七柱を祀る神社です。平安遷都以前からこの地一帯に勢力を持った出雲氏の氏寺です。 御霊の森の広がるこの地で、管領畠山氏の内紛が応仁の乱の発端となりました 御霊神社近くに尾形光琳邸宅のがあります。 江戸時代中期の画家、琳派と称される装飾的画派で有名です。 コース順に歩くと約6.7kmですが、下鴨神社はカットして約5.4kmです。