堀内孝雄作曲・荒木とよひさ作詞の「カラスの女房」は、私のカラオケ愛唱歌だった。私が悦にいって唄う姿を、家内は内心苦々しく思っていたようだ。歌詞が家庭人の神経を逆撫でするのだろう。好いではないか、たかがカラオケで唱うぐらい。「好いことばっかり あんたは言って」とか、「カラスみたいに 何処かへ帰る」とか、歌詞の一つ一つが男性の胸を打つ。本当に荒木とよひさは男性の心裡をよく知っている。「都会の天使たち」 . . . 本文を読む
前週末は、緊急事態宣言の解除を見込んで、人が集まらなそうな野外に出た。土曜日は浜名湖北岸の標高差約300mの低山に、同居の長男一家と共に登り、翌日曜日は、次男家族も加わって同じ丘陵続きの公園で半日を過ごした。初夏の陽光の下、久しぶりに広闊な風景と、孫たちが元気に遊び戯れる姿を見て、漸く人心地ついた思いになった。やはり私のような者は、家に籠っているのは非常に苦しい。花に目を留め、鳥 . . . 本文を読む