メダカの飼育は、最初買った5尾に毎年数尾を買い足し、後は増えるに任せてきた。特に珍種とか貴重種はいない。受精卵を出来るだけ孵化させるよう、孵化した稚魚を死なせないよう、成魚の生育環境を最善に保つよう、試行錯誤し続け、今に至っている。年々歩留まりが向上し、増える一方でもう飼いきれない。水槽に、知り合いから押し付けられてもてあましていた外来植物のシロバナカヤツリを容れてみたのは、飼主 . . . 本文を読む
三方ヶ原台地を南北に貫く街道を北へ、浜松城から1キロほど行くと、街道の東側がほぼ30mの幅でスッパリ切れ落ちて断崖になっている地点が在る。その断崖から深さ10数mの谷が南東方向に台地をよぎり、谷の末端は城近くの低地に消えている。それは三方ヶ原台地にできた亀裂で、谷の源頭にあたるこの絶壁を、地元の人は「犀ヶ崖」と呼んでいた。谷の両岸は樹木に覆われ、昼でも薄暗い。城の北東を防御する天然の空堀の役目を果 . . . 本文を読む