前月から桑の実の収穫が続いている。高さ3mに満たない低木だが、枝が垂れ下がるほどに赤い実がなり、
黒く変わると完熟する。毎日穫っても黒い実は減らない。
黒く変わると完熟する。毎日穫っても黒い実は減らない。
生食しても甘みと酸味が乏しく、家
人には人気がない。したがって加糖して生ジュースやジャムに加工するが、夫婦だけではとても消費しきれるものではない。収穫は既に2週間目に入り、摘み取った桑の実で、冷蔵庫が満杯になってしまった。
この桑の実、甘さは薄いが果実表面に天然酵母が豊富に付着しているらしく、洗って常温で放置するとすぐ発酵を始める。保存は冷凍するほかに方法が無い。とにかく収穫に追われる。ポリフェノールが豊富に含まれているのが唯一の取り柄だが。
ヒヨドリはこれが好物で、しかも育雛の時期と完熟期が重なる。例年は彼らが食べに来てくれ、実を山分けしていた。今年はヒヨドリの姿を見ることが少ない。家の周辺では、ムクドリとウグイスが増え、シジュウカラとメジロが減っている。野鳥の生育環境に、微妙な異変が生じているのかもしれない。
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