訪問日:2016年8月16日
<イギリス領アメリカ植民地の旗>
日本でアメリカのウィリアムズバーグといえば、ニューヨーク市内のおしゃれなスポットが有名だが、アメリカ国内ではたぶんバージニア州のウィリアムズバーグが、行きたい旅行先として出てくるのでと思います。(ロスの知人ではそうだった。)
そして、サミットがここで開かれています。
ここは、14000人が住んでいる街全体が植民地時代のアメリカの風景を保存している地域である。日本の明治村を何倍も大きくし、かつ生活のある生きた街をイメージしてもらったらいい。
この街の中の立派なホテルで、うれしいことに会議が開催され喜んで参加した。そのホテルは財布に適合しなかったので、例によって少しはずれたリーズナブルなホテルからトコトコ、毎日経路を変えながらそこに通ったおかげで、その中を観察することができた。
この植民地時代の街中では、その頃の服装をした人たちが歩き、独立戦争に至る寸劇が各所でおこなわれている。
今回は、その寸劇と観光客の姿を利用して、独立戦争への経過を紹介する。
1.伸び行く街ウィリアムズバーグ
あれ、見慣れぬ旗? アメリカ合衆国の星のところにユニオンジャック?
ここは独立前のアメリカです。
バージニア州植民地の主都ウィリアムズバーグは、植民地内の物資が集積し、活気あふれていた。
<集まった物資(これはお土産品)>
街の中、活発な往来があった。
<目抜き通り>
<旅の人を乗せる馬車>
そして、淑女たちは美しくきかざろうとしていた。
<たぶん、観光用の貸衣装?>
2.騒乱の兆し、そして・・・・
本土イギリスからの理不尽な要求。 それが世間に噂として広まっていく。
<イギリスの植民地増税政策に憤慨する対話>
イギリスから、戦争してでも独立すべきとのアジテーションが始まった。
<アジテータが、おじいさんを誘おうとしたが失敗>
<若者の前でのアジテーション>
3.独立戦争の準備
独立だ。 子供たちまで銃をとる。
<お土産品を持つ子供たち>
隊列を整えて、戦争の準備。
<独立軍の正規兵? パレード要員>
<独立軍に臨時徴用された人 観光客>
一応 ここで終了。戦いの場面はありません。
4.おまけ
私が行った時は前回のアメリカ大統領選挙中で、ウィリアムズバーグにトランプさんが来て演説するとの話を聞き、演説場所へ行きました。
来ると言われる3時間前に覗いたら、既に共和党陣営が集まり気勢を上げていました。その周りを民主党支持派が非難のシュプレヒコールを上げていましたが、なんともひ弱でした。そこを離れ予定の1時間前に行くと非常に強い通り雨に遭遇しました。でも彼らは身じろぎもせず、待っています。
<待っている共和党支持者、 非難の民主党支持者>
それから2時間降ったりやんだりの中をエネルギーは全然落ちません。そして土砂降りの中、トランプさんの代わりにペンス副大統領候補登場。
みんな特に失望するのではなく、ものすごい熱狂。 そしてペンスさんは雨の中を傘もささずに、長い演説をぶちました。
<雨の中 演説するペンスさん>
その観衆の熱狂ぶりがとても印象的でした。この後ワシントン、ロスと動いたのですが、ヒラリーさんの支持者はクールで、これはトランプさん侮れないぞと思いました。だから選挙で勝っても、なるほどと思いました。