てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

もっと梅雨と付き合ってもよかった花たち

2022-07-08 23:50:35 | みんなの花図鑑
 名古屋でも、今年の梅雨はあれあれっという間に終わってしまいました。貯水池の水量を心配していたら、小台風で少し溜まった模様です。でも年間で均すとどっかでドカンと降って帳尻を合わせそうで心配です。

 今回は、その短くそして大人しかった梅雨空の下で咲いた花たちの、写真と五行詩とを掲載します。

A.ちょっぴりの降り始め

 ちらちらっと霧のようにふりだしたなと思ったら、気象庁が梅雨入りを宣言しました。

1.オシロイバナ

 みんながオシャレして咲いたから私もと思ったのに、雨が・・・ 引っ込み思案で遅れてしまいました。
(花言葉にも 「臆病」)

<自己嫌悪>



花咲けば
糠雨の中
自嘲する
引っ込み思案の
私らしくて



2.ガウラ 

 でもガウラは、花言葉にも「負けず嫌い」があるように 少々の雨では気にしません。

<気にしない>




大丈夫
雨が降るほど
磨かれる
明日はかなたの
虫にもウィンク



B. 降るぞ、降るぞ

 ちょっと降り出したけれども、蕊を濡らす程度。こんなのでいいのかな?


3.クレマチス 

 クレマチスは、続くコロナ禍に、ウクライナの乱、そしてこの天候の調子はずれを気にしています。

<もっと雨を>



ちょっぴりの
雨が降っても
すぐ乾く
今年の夏は
心配ばかり



4.フランスギク 

それに対してフランスギクは恋に一直線。

<恋の輝きは冷ませない>



恋をした
梅雨しみ込んで
冷やせども
金色の夢
溢れてくるよ




C. 頑張って降りだしたけど・・・

 やっと降りだしました。でも最近のざっと降る雨でなく、追憶のしとしと降る雨に先祖返り?  とおもったら・・・・

5.アガパンサス 

 アガパンサスの青はウクライナの国旗の色。しとしと降ると向こうまで水がしみ込んでいこうとするようです。

<この雨は>



ウクライナに
平和くるまで
この雨は
心の中に
降り続くだろう



6. ハンゲショウ

 ハンゲショウは植物への雨の大事さを知っています。ちょっぴり不満は夜降ってくれて、お昼は晴れてほしいこと。

<頭を垂れる>



お辞儀して
雨の恵みに
感謝する
大歓迎さ
優しく降るなら



7.キバナコスモス

 そんなに降っていないのに、雨が息切れしてきました。タマ切れかな?
キバナコスモスは、雨の後の蝶の訪問の対応を考え出しました。

<雨後への気配り>



タテハたち
もう少し待って
日が差せば
明るい顔で
お迎えするから




D. えっ これで梅雨明け?

 青空がみえたら、気象庁があっさりと梅雨明けを宣言しました。今咲いている花たちにとってはうれしいけれども、植物全体としては大地中の水量が心配。
 
8.アジサイ 

 雨の後の日差しはうれしい。でも梅雨があまりにも短くて、私の家の庭にカタツムリが現れませんでした。

<カタツムリの来なかった梅雨>



梅雨明けか
強い光に
カタツムリの
訪問無きを
寂しく思う



9.ルドベキア

 ルドベキアには、晴れると花が乾く前にシジミチョウが来ました。
梅雨が明けるのを待っている昆虫たちがいました。

<晴れたよ>



さあおいで
ともに仲よく
生きましょう
蝶がくるのも
雨やめばこそ

コメント (2)
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