NHKラジオ英会話のテキストに掲載されていた「英国小説」という短編小説をまとめられたもの。
林望さんといえば、多方面に活躍されているにもかかわらず、やはりイギリスのイメージが強い。
「イギリスはおいしい」は評判になりましたからね。
24のバラエティあふれる物語は、それぞれに味があって面白い。
中でも印象的だったのが「二十年後に封を」
ある日、二十年前に自殺をした妻からの遺言状を届けに公証人が訪ねてくる。
死後二十年たってから、娘によく聞かせることを条件のその内容は・・・
あー、女の復讐はおそろしいわー
読者から物語の原本の問い合わせがきたということでしたが、実話に基づく物語もあるけれど、翻訳、翻案したものではなく創作ということだった。
私も読み始め、昔の話を膨らませたものかと思っていた。
豆ご飯に桜漬けを入れるきっかけとなった物語は「最後の一仕事」でした。
「メイフェア劇場の亡霊」 林 望
林望さんといえば、多方面に活躍されているにもかかわらず、やはりイギリスのイメージが強い。
「イギリスはおいしい」は評判になりましたからね。
24のバラエティあふれる物語は、それぞれに味があって面白い。
中でも印象的だったのが「二十年後に封を」
ある日、二十年前に自殺をした妻からの遺言状を届けに公証人が訪ねてくる。
死後二十年たってから、娘によく聞かせることを条件のその内容は・・・
あー、女の復讐はおそろしいわー
読者から物語の原本の問い合わせがきたということでしたが、実話に基づく物語もあるけれど、翻訳、翻案したものではなく創作ということだった。
私も読み始め、昔の話を膨らませたものかと思っていた。
豆ご飯に桜漬けを入れるきっかけとなった物語は「最後の一仕事」でした。
「メイフェア劇場の亡霊」 林 望
それ以外に、善意に曲解というのがあって、同じ本を読んでこうも感じ方が違うのかと言うのも面白い。自分なんかも同調プラス曲解の傾向が強いから、思うんだけど、作者の意図から少しずれることが、本当の作者の意図だったりして・・・と。本の楽しみ方が、希薄となった今は、こんな面白さ、分からないかも知れないね。「最後の一仕事」で桜茶とは、
読書の習慣があってよかったなーと思う瞬間です。
図書館が近くにあると、いろんなジャンルを気楽に選んでこれるし、最近は自宅から検索も出来る。
便利になりましたねぇ。