新しい弓

東京で念願だった弓を買ってきました。
もう、嬉しくて嬉しくて。
実は昨日引き初めをしたんです。
そんな嬉しいときに、人の悪口を言うなんて最低な私ですけど、ちょっと言わせて。

昨日、このくらいの時間なら誰も居ないだろうと思って道場へ行ったら、
私の苦手おばちゃんが居た～～～。
踵を返すわけにもいかないでしょう。
挨拶をして、差しさわりのない会話をして、後は無言でひたすら弓を引いた。
中り、無。

なんで、嬉しい引き初めなのに、あんたが居るのさ～～なんて、理屈も何もない理屈。
そんなバカなことを思っている私にあたりがでるはずもないよね。
自分の修行不足を棚に上げて、そんなことを思ってしまった。バカだね～～。

そして、今日午前中、引き初めのやり直しだ～とばかりに、弓を引いてみた。
中る、中る。
すこし、挙動不審なところもあるけど、中りがあることに安心した。

と同時に、自分の情けなさに唖然とする。
嫌いなお方が居るからといって、中り無は、ひどいんじゃない？
彼女が、居ないとあたるなんて、ほんと情けない。

私は、ひどくおばかで情けない人間でした。
そのことを確認させられた、出来事でした。