3人組

昨日は定例の稽古日。
最近、弦が前髪を触っていく。
それが気になり、あたりも少し足りなくなっていた。
今日も、髪の毛に触るなあと思ってた。そしてなぜなのかと考えながら弓を引いていた。

昨日は久し振りに仲良し稽古3人組が勢ぞろいした。3人が揃ったところで、射位に立つ。
前は、4段の若い人、次はわたし、後ろが、錬士5段。
このメンバーだと頑張れる。

それまで、中っていなかった私が、彼らと一緒だと4射3中。他の2人もそれぞれ3中ずつ。
次の4射は、前が1中、私2中、後ろ0。
最後の4射は、前が3中、私2中、後ろ4中。
トータルすると、3人とも、12射7中。
こんなにも、感情的な私。これはいいほうに感情的なんだろうけど、こんなことじゃいけないよなあ。

だけど、この3人組でこの春団体を組んで、ローカルな大会だけど、ダントツで優勝できたのだ。
4段の彼は、16射12中。私も12中、そして錬士5段の彼は、11中と言う成績。
嬉しかった―～～。このことが私の気持を高めているのだ。団体を組むといつもは足を引っ張るのが私の役目だったのに、そのときだけは一人前に頑張ったのだ。

挙句に、個人戦では2位、3位の競射で勝つことが出来たのだ。2位になれたのだ。仲間の4段の彼に勝つことが出来たのだ。この彼は国体の候補選手に選ばれるほどの的中のある人なのだ。
彼に、勝てたのだ。
嬉しかった。とてもとても。このことが今年の春のこと。

だから、3人が道場に揃うと嬉しいのだ。
稽古も張り切るのだ。