会葬

今日は、数日前に亡くなった高校時代の担任のお葬式でした。
新聞のお悔やみ欄に載っていました。
私が新聞を開くよりも早く、
クラスメートからラインがあって、そのことを知りました。

会葬に行こうかな。
この担任は、数学の先生である日の授業で、
諸君にとって、ここで微分だ積分だと勉強しても、
大部分の諸君は社会に出てから全く使わないだろうと思う。
だけど、ものを考える力の土台として、
こういうものの考え方があるんだと、
分かってほしいとおっしゃっていました。
いろんな考え方を理解するために、基礎となる知力だとおっしゃるのです。
確かに、
そこで習ったことはしっかりと忘れてしまいました。
全く使いもしませんでした（笑）。
四則計算程度で、十分だったか（？（笑））
でも、
先生の言葉は記憶していました。
納得もしていました。

子供を育てる時に、勉強が嫌だとかと言い出した時、
この言葉で、お説教していました（笑）。

こんなことを考えているときに、
何人かから、ラインが入り、電話が来、
こんな時、わがクラスメートは団結力が強いのです。
学校卒業して、５０年以上も経過しているのにデス。
縁だよなあ。
ありがたし。

そして今日、会葬に行ってきました。
良いお顔の写真でした。
きっといい人生だったんでしょうと思いました。