マンマ・ミーア！

昨晩「デトロイトメタルシティ」を改めて観たんだけど、よくもまあKISSのジーン・シモンズがジャック・イル・ダーク役で出演を承諾したなぁと思います。
ここで思い出すのが昨日亡くなった女優ジーン・シモンズ。
綴りは違えど、カタカナにすると全く同じで、その昔僕も勘違いしたことがあります。
まだKISSになんか全然興味がなかった頃、トム・セレック主演の「未来警察」という映画を観た時のことです。
たまたま「未来警察」の解説をビデオの冊子か何かで見たんだと思うんだけど、その解説に「ジーン・シモンズの悪役ぶりも見もの！」と書かれていたもんだから、あの美人女優のジーン・シモンズがおばさんになってどんな悪役を演じるんだろうと期待して観たら、出てきたのは目つきの悪いジーン・シモンズというおっさん
そのおっさんが後日KISSのベーシストだと知るのですが、あの時は拍子抜けでした。
ちなみにこの「未来警察」。
今は亡きマイケル・クライトンが監督していて、AEROSMITHのドラマーであるジョーイ・クレイマーと同じ名前の俳優も出ていたりします。
映画はいまいちでした。

「マンマ・ミーア！」(2008年、アメリカ＆イギリス映画）を観ました。
ABBAの名曲に乗せて綴るミュージカル。
結婚を間近に控えた女の子が、実の父親をはっきりさせるために3人の父親候補を結婚式に呼んだことから起きる騒動を描いています。
ABBAは結構好きだし、久々の本格ミュージカルと言うことでウキウキしながら観ました。
ただ、ピアース・ブロスナンが“S.O.S.”を歌い始める所とかドン引きのシーンもあり、ABBAの楽曲を全編に散らばせる工夫・努力は分かるんだけど、ちょっとくどいかなぁという印象も受けました。
ミュージカル特有の明るさが溢れていることを考慮して評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲：Beautiful day／U2