見事なぐらいの快晴だ
昨日観た「最後の忠臣蔵」(2010年、日本映画)が凄く良かったので、他の映画感想に先んじて感想を書いてみる。
2010年後半は「十三人の刺客」や「桜田門外の変」等、大作時代劇が相次いで公開されたが、この「最後の忠臣蔵」もその一つ。
どれも劇場で観たかったが、「十三人の刺客」だけしか劇場に観に行かなかったのが悔やまれる(ちなみに「桜田門外の変」も先日DVDで観た)。
「最後の忠臣蔵」は、「十三人の刺客」と同じく池宮彰一郎原作で、忠臣蔵の後日談を描いている。
赤穂浪士の生き残りである寺坂吉右衛門(佐藤浩市)と、討ち入り直前に逐電した瀬尾孫左衛門(役所広司)が主人公。
“赤穂浪士の生き残り”と、“討ち入り前夜に逐電”という宿命を追いながらも行く抜く二人の男の姿に、終盤は目頭が熱くなってしまった。
忠臣蔵は使い古されたテーマで、この映画はフィクションもあれど、違った視点で忠臣蔵を描いていて、それでいてやはり赤穂藩への想いという根底もぶれていないから、見事な出来としかいいようがない。
最近の時代劇映画は、妥協を許さない重厚な映画が多くて結構気に入っている。
昨年公開の「必死剣鳥刺し」も劇場で観て、その完成度の高さに唸ったばかりである。
そして赤穂浪士が眠る泉岳寺にも久々に行きたくなってきた。
そろそろ討ち入りのあった12月14日。
こんな時期にこの映画を観られたのも感慨深い。
評価は満点の《



》である。
予告編も素晴らしい。
余談になるが、この「最後の忠臣蔵」のヒロインを演じた桜庭ななみは、三菱地所のCMに出ていて気になっていたが、この映画でも彼女の魅力が十分に発揮されている。
周りに聴いてもあまり知っている人がいないのが残念だが、今後NHK朝の連ドラの主役に抜擢される可能性もある注目の女優だから是非チェックして欲しい気もする。
今日一番聴いた曲:Emerald sword/RHAPSODY OF FIRE

昨日観た「最後の忠臣蔵」(2010年、日本映画)が凄く良かったので、他の映画感想に先んじて感想を書いてみる。
2010年後半は「十三人の刺客」や「桜田門外の変」等、大作時代劇が相次いで公開されたが、この「最後の忠臣蔵」もその一つ。
どれも劇場で観たかったが、「十三人の刺客」だけしか劇場に観に行かなかったのが悔やまれる(ちなみに「桜田門外の変」も先日DVDで観た)。
「最後の忠臣蔵」は、「十三人の刺客」と同じく池宮彰一郎原作で、忠臣蔵の後日談を描いている。
赤穂浪士の生き残りである寺坂吉右衛門(佐藤浩市)と、討ち入り直前に逐電した瀬尾孫左衛門(役所広司)が主人公。
“赤穂浪士の生き残り”と、“討ち入り前夜に逐電”という宿命を追いながらも行く抜く二人の男の姿に、終盤は目頭が熱くなってしまった。
忠臣蔵は使い古されたテーマで、この映画はフィクションもあれど、違った視点で忠臣蔵を描いていて、それでいてやはり赤穂藩への想いという根底もぶれていないから、見事な出来としかいいようがない。
最近の時代劇映画は、妥協を許さない重厚な映画が多くて結構気に入っている。
昨年公開の「必死剣鳥刺し」も劇場で観て、その完成度の高さに唸ったばかりである。
そして赤穂浪士が眠る泉岳寺にも久々に行きたくなってきた。
そろそろ討ち入りのあった12月14日。
こんな時期にこの映画を観られたのも感慨深い。
評価は満点の《





予告編も素晴らしい。
余談になるが、この「最後の忠臣蔵」のヒロインを演じた桜庭ななみは、三菱地所のCMに出ていて気になっていたが、この映画でも彼女の魅力が十分に発揮されている。
周りに聴いてもあまり知っている人がいないのが残念だが、今後NHK朝の連ドラの主役に抜擢される可能性もある注目の女優だから是非チェックして欲しい気もする。
今日一番聴いた曲:Emerald sword/RHAPSODY OF FIRE