なんと、このブログで何度か紹介している『紙兎ロペ』が映画化されるそうだ!
TOHOシネマズ系の映画館で、映画上映前に観て何度苦笑したことか。
楽しみが一つ増えた
「50/50 フィフティ・フィフティ」(2011年、アメリカ映画)を劇場に観に行った。
先日も紹介した映画で、癌に冒された27歳の青年を描いており、実話を基にしている。
『人生、諦めるには早すぎる』というキャッチフレーズが気に入ったし、「(500)日のサマー」や「インセプション」に出演していたジョゼフ・ゴードン・レヴィット主演とあっては、もう劇場で観るしかないでしょう。
癌に冒されたことで、周りの人から生きることの大切さを教わり、今まで見えなかったことが見えてくる、、というのはこの手の“病物”映画の定番の展開である。
この映画もこのパターンを踏んでいるが、この映画の脚本家であるウィル・レイサーの実体験を基にしているだけあって、中々説得力のある描写が続くのが素晴らしい。
個人的に気に入ったのが劇中の台詞。
両親に自分の癌のことを報告する時に、「愛と追憶の日々」というタイトルを出すところなんて、映画ファンとしてはニヤリとしてしまった(深刻なシーンだからこの表現は正しくはないが・・・)。
「愛と追憶の日々」はご存知の方も多いと思うが、1983年度アカデミー賞作品賞を受賞した映画で、親子の関係を描いたヒューマンドラマである。
デブラ・ウィンガー演じる娘が、シャーリー・マクレーン演じる母より先に癌に冒されてしまうのである。
子が親に先んじて病に陥ることを端的に表すためにこの「愛と追憶の日々」というタイトルを出したのは、中々のセンスだと勝手に思ってしまった(と言っても、この「愛と追憶の日々」は台詞に出てきただけで、すぐに同席していた主人公の彼女にさえぎられてしまう)。
今まで数々の“病物”映画を観てきたが、この映画はまた観たくなる不思議な映画である。
人生諦め気味な自分にとって、この映画の鑑賞は少しでも前に行こうと思わせてくれた点で期待通りの映画だった。
評価は満点の《



》としておく。
いい映画に出会えて感謝である。
今日一番聴いた曲:Kings will be kings/HELLOWEEN
TOHOシネマズ系の映画館で、映画上映前に観て何度苦笑したことか。
楽しみが一つ増えた

「50/50 フィフティ・フィフティ」(2011年、アメリカ映画)を劇場に観に行った。
先日も紹介した映画で、癌に冒された27歳の青年を描いており、実話を基にしている。
『人生、諦めるには早すぎる』というキャッチフレーズが気に入ったし、「(500)日のサマー」や「インセプション」に出演していたジョゼフ・ゴードン・レヴィット主演とあっては、もう劇場で観るしかないでしょう。
癌に冒されたことで、周りの人から生きることの大切さを教わり、今まで見えなかったことが見えてくる、、というのはこの手の“病物”映画の定番の展開である。
この映画もこのパターンを踏んでいるが、この映画の脚本家であるウィル・レイサーの実体験を基にしているだけあって、中々説得力のある描写が続くのが素晴らしい。
個人的に気に入ったのが劇中の台詞。
両親に自分の癌のことを報告する時に、「愛と追憶の日々」というタイトルを出すところなんて、映画ファンとしてはニヤリとしてしまった(深刻なシーンだからこの表現は正しくはないが・・・)。
「愛と追憶の日々」はご存知の方も多いと思うが、1983年度アカデミー賞作品賞を受賞した映画で、親子の関係を描いたヒューマンドラマである。
デブラ・ウィンガー演じる娘が、シャーリー・マクレーン演じる母より先に癌に冒されてしまうのである。
子が親に先んじて病に陥ることを端的に表すためにこの「愛と追憶の日々」というタイトルを出したのは、中々のセンスだと勝手に思ってしまった(と言っても、この「愛と追憶の日々」は台詞に出てきただけで、すぐに同席していた主人公の彼女にさえぎられてしまう)。
今まで数々の“病物”映画を観てきたが、この映画はまた観たくなる不思議な映画である。
人生諦め気味な自分にとって、この映画の鑑賞は少しでも前に行こうと思わせてくれた点で期待通りの映画だった。
評価は満点の《





いい映画に出会えて感謝である。
今日一番聴いた曲:Kings will be kings/HELLOWEEN