人間、誰しも行ってみたい場所はあると思う。
自分も世界遺産に興味を持ち始めて、行きたい所だらけである。
そんな行きたい所の中でも最も行きたかった北京に今日から行ってくる。
中国に行くのは2001年の西安以来10年ぶり。
ツアーでもなく、同伴者もいない完全な個人旅行である。
極寒の中わざわざ行くのも物好きとしか思われかねないが、僕の北京への想いはかなり強い。
このブログでも何度か書いているが、ベスト映画の一つである「ラストエンペラー」を観て、清朝歴代の皇帝が政治を執り行った北京の紫禁城(現在故宮博物院と呼ばれている)に絶対に行きたいと思うようになった。
映画ファンとしてラストを載せるのは物凄く気が引けるが、年老いて一般人となった宣統帝溥儀(ラストエンペラー)がかつて自分が座った玉座を訪れる
「ラストエンペラー」のラストシーンとエンドクレジットは、坂本龍一の音楽の素晴らしい音楽とも重なり、ただただ感動の一言。
太和殿を見たら感動するだろうなぁ

そしてもう一つ、去年NHKで放送されていた
ドラマ『蒼穹の昴』。
ラストエンペラーの一代前の皇帝である光緒帝の時代を描いており、清朝末期の状況をよく知ることができた素晴らしいドラマだった。
光緒帝の母親代わりで、実質的な権力を握っていた西太后の存在感(田中裕子熱演!)も印象に残っている。
このドラマも紫禁城がたくさん出てきて、紫禁城にますます行きたくなったし、清朝に興味を抱いたのも事実である。
勿論、紫禁城に限らず、北京には天壇や八達嶺長城(万里の長城)、西太后ゆかりの頤和園等多くの世界遺産がある。
20代のうちに紫禁城を見ると言う夢が叶うかと思うとワクワクする。
気を付けて行ってきます