米澤穂信の『さよなら妖精』を読み終えました。米澤穂信作品のなかでもおすすめ度が高い本作。ファンタジーなのかと思いきや、高校生の主人公たちが出会ったマーヤという白人女性と過ごした二ヶ月とその後を描いています。ところどころにミステリーの要素が入るのが米澤穂信らしく、途中からはまさかの展開に。ぐいぐい話に引き込まれてとても読みごたえがありました。
先ほど調布FMの前を通ったら、西城秀樹の『俺は正直者』が流れていて、これはきっと追悼のために流しているんだろうなぁと思いました。今回の西城秀樹といい、今年は突然の訃報が多い気がします。テレビで当たり前のように観てきた有名人が亡くなるのは寂しいものです。