藤森照幸的「心」(最年少被爆者、アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

私の気力は何処行った

2023-08-10 16:57:10 | 日記・エッセイ・コラム

  幾日、ブログの更新をしなかったのだろうか。 目覚める、と窓の外は熱波が・・・。 朝食をとるのが精いっぱい。 トーストと、エッグミルクが、半年以上続いている。 昨日不意に、「すき焼き」を思いついた。 幾年食べていないだろうか?・・・。 買い出しに出かけ、幾年ぶりかの「すき焼き」を食べた。 奥様も、何時食べたか忘れたそうだ。 冷蔵庫の中の余り物を片付けるのが先で、食べたいと思うものが無いのだった。 「すき焼き」が済んだら、その次が思いつかない。 食料庫の中には、各種カレー、・・・スパゲティのソース・・・。各種缶詰・・・。 賞味期限切れまである。 年取るとはこうした事に成る事のようだ。 朝目を覚ませば「薬」を飲み、朝食、食後の薬。 昼前に成れば、食前の「薬」。 食後の薬が、食卓の上で待っている。 そして又食前の薬、寝る前に食後の薬と、睡眠薬。 深夜に「目覚まし時計」で目を覚まされて、深夜の痛み止め。 やっと一日が終わる。 期待した台風は、西に去って、庭に植えた、胡瓜、トマト、ピーマン、すべて「カラカラカン」に干上がっている。 其の中で不思議と「トマト」だけは、食べきれないほど実っている。 冷蔵庫の中は、赤いトマトで溢れている。奥さまは、煮込んでスパゲティのソースをお造りに成っているが、赤く熟れる方が早い。 

  盆が来れども、「墓参もままならむ」。 「老いるとは、かような事かと」一人悟っている。

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