『モンローが死んだ日』 小池真理子 新潮文庫
軽井沢にはほど近い、別荘と住宅が混在する静かな森の一角。二匹の猫と暮らす29才の幸村鏡子は、夫を亡くして以来、心身の不調に悩んでいた。
意を決してクリニックを受診し、独身で年下の精神科医、高橋と出会う。少しずつ距離を縮めあい、幸福な時を紡ごうとした矢先、突然高橋は鏡子の前から姿を消してしまった。
それぞれの孤独を生きる男女の心の揺れを描いた濃厚な心理サスペンスドラマ。
散歩の途中でポポーと札のかかった珍しい木に出会った。
何年か前に見たことがあるが、今は花の咲いた後で
まだ実がなったいなかった。アケビによく似ているらしい。