夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

節分から立春へ

2022年02月04日 | 短歌
散歩道の花壇に今年もおもちゃのお面が木に結わえてあった。
赤鬼、青鬼まるで
見えないオミクロン株を睨みつけているような顔である。

町内の人たちの考案だろうが何とも微笑ましい景色ではある。花のない時期素通りしてしまうのに、ふっと立ち寄って鬼たちのご機嫌を伺うような日。


逃げ出した赤鬼青鬼 風の街に 距離保ちつつひそか相談  夕庵

  

因みに今年の恵方は北北西、

今日のスーパーの売り場は恵方巻き一色で高価な太巻きが人気のよう
わがやでは相変わらずのお手製の巻きずし




いつのころからか節分には巻きずしを食べるようになったのだが、
肝心の豆まきは最近の家庭ではしなくなったよう。
またヒイラギの枝にイワシの頭をさして、鬼の侵入を防ぐ習慣も
見当たらない。
悪鬼を払い疫病を防ぐ祈りの儀式より
商魂たくましい宣伝に乗ってしまったのか?
ネットより拝借

そういう我が家でも鬼はいないと決めて、豆まきもしなくなって久しい。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする