奈良 東大寺で大仏開眼と同じ1272回目を迎えた修二会の本業が、
1日から始まった。長時間二月堂に「練行衆」と呼ばれる僧らが、
14日まで一日6回、本尊の十一面観音に世の人々の罪を懺悔し、
世界平和や五穀豊穣を祈る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/f8/c5fc4d1c890d4cea4fb00709ce8f6640.jpg)
午後七時過ぎ、堂内に入る連行衆を先導する長さ6~7メートルの松明が
次々と舞台に上がる。
担ぎ手の童子たちは走ったり、欄干から突き出したりして
火の粉を散らす。
今年も感染対策として松明の拝観者には人数制限が設けられた。
(以上新聞掲載から抜粋)
写真は以前見物したときのもの。
この火の粉を浴びると一年は無病息災で暮らせると言われる。
雪の降る寒い夜だったことが思い出された。
奈良にはこのお水取りの行事が終わると本格的な春が訪れる。