祇園祭の後祭りが24日に行われた。
ことしはコロナの為、長い間中止になっていたので、街総動員、観光客も
暑さも何のその 大勢繰り出して雅な京都の文化を楽しんだようだ。
私はと言えばTVの前で観るだけ。もう見物に行く元気はない。
何年前だろうか、宵祭りの前日、鉾の組み立てを見に行ったきり。
そのときの写真を再アップして余韻に浸ろう。(蔵出し)


お清めの塩?






収蔵庫から材料を出し、釘を1本も使わないで荒縄伝統工芸技法で
組み立て最後に懸装品を飾る。
縄編みは巡行の際に発する歪みを吸収できるメリットがあるとの事。
見事に組まれた荒縄の完成は一分の狂いもなく素晴らしい。最高の芸術品。
こんなに近くで観察できたのははじめてだった。
そのとき買った暖簾は薄い紫の地に涼しげなトンボが描かれていた。
今も夏になると私の部屋を飾っている。
またTシャツは確か黒字に白い水芭蕉の友禅染めであったが、
何処へいったのやら・・・
京都は呉服の街なのでこうした作品がお店に並んでいた。
今は京都の町も少しは落ち着いたであろうか・・・
京都の祇園祭は子供のころから関心がありました。
今月上旬にみっちっちさんの祇園祭の記事に私がコメントした内容が・・・
実は・・・
私が育った富山県氷見市にも祇園祭という大きな祭りがあるのです。
それで、祇園祭と言えば、見たことのないい京都のものと慣れ親しんだ氷見の祇園祭を思いだすのですが・・・
氷見市の中心街の各町を代表する山車が街中を練り歩くのですが、京都の「山鉾巡行」と同じように「曳山巡行」と呼ばれるものがあり、それが私たちの最大関心事でした。
夕庵さんが紹介されたこの縄編みの技法はまさに理に適ったものでいにしえ人の優れた経験や知識と優れた技には感服しますね。
こんな貴重な体験が出来た(いや、掴んだ)夕庵さんにはやっぱり只者ではない・・というイメージが増幅しました。
(只者ではない・・は勿論尊敬の意味でですよ)
私はこの写真をとりだして、よく撮ったものだと
思い出しています。
日本の古きよき伝統技術が、こうした形で継承されることは、素晴らしいです。
shimaさんの氷見市でも似たような祇園祭りがあるのですね。懐かしいことでしょう。
今にもひと雨来そうな空具合です。
ざーっと降ってくれば涼しくなりますのに。
さて、どうでしょうか??
貴重な写真を見せて頂きました。
北海道の南に民謡で有名な江差町があります。
北海道ではダントツの800年の歴史があります。
明治時代にニシンで賑わった町で、親方衆がカネに任せて京都祇園祭の山車を8台だったか買ったものを「姥神神宮祭」という祭りで引き回します。
若い頃に勤務していた所で、引き回したあの山車もこのような構造をしていたのだと見入りました。
江差と言えば民謡とニシン御殿で有名な名所ですね。
そんな遠く離れた町にも京都の山車が受け継がれて
活躍しているのですね。8台も手に入れたというのに、盛況ぶりがうかがえます。
I.SATOさんも山車を引き回されたのでしょうか?
夏のいい想い出ですね。
コメント
ありがとうございました。
休憩所にはアワビ、ウニ、イカ刺が山盛りで、曳き手はペロペロでした。
24才の私もその一人でした。
休暇を取って、仲間と3日間、観光客で人口がいつもの3倍にもなった街を練り歩いた日が想い出されます。
今では引き手を揃えるのに一苦労すると聞きますと、時代を感じます。
そこには飲み放題のお酒と新しいお刺身が・・・
さぞや楽しかったことでしょう。