某所に展示されているマプサウルスの復元骨格(無いモノは創作された骨格標本)を見ていて・・・
前脚の骨が脊椎と繋がっていないのは理解できるのですが・・・体重がかからないと言っても、この位置では不自然な気がして、調べてみました。
同所に飾られていたイラストとも、前脚上部の角度が合っていない気がして、ネット検索をしたら・・・
サイエンスポータルに、そのままズバリの指摘がされている論文の紹介ページが出てきた。
「肩甲骨の位置は絶滅動物の復元骨格の最大のナゾ ~胴体の揺れと骨格の強さから解明~」藤原慎一(名古屋大学博物館)2018.1.16
↓ 科博のパキケファロサウルス
こちらは違和感が無い。
解説には、世界でも最新の展示のようなことが書かれている。(2020年1月時点です)
流石、科博・・・(地方とはちがうなぁ・・と卑屈気味になっていたところ)
先日の豊橋自然史博物館のアロサウルス・・・写真は分かり難いですが、違和感のない位置に付いてます!!
スゴイぞ・・!!
学芸員の心意気を感じたのであります。。
(でも・・別の展示は明らかに違和感のある位置に付いていました。)
恐竜は新しい発見の度に(足の向きや色、羽毛等々)コロコロと変わりますから、いろいろと大変なんでしょうね・・・
以上、本日もご覧いただきありがとうございました。