公園でクマゼミとアブラゼミの翅を拾ってきたので、いつもの安物マイクロスコープで見てみた。
まずはクマゼミ。
2019.2.21の朝日新聞デジタルには「セミの羽は抗菌? 薬を使わず細菌を殺すナノ構造とは」とのスゴイ記事が載っていたので・・・
期待して見てみた!
実質40倍程のマイクロスコープでは、㎚単位の観察は無理・・・(←当然です!!)
透明な翅は、拡大しても透明(何も見えません)でした(笑)
続いて・・アブラゼミ。
クマゼミのショックを引きづったまま・・拡大。
おっ・・翅脈が毛細血管のように見える!
クマゼミ同様、表面の凹凸はわからないものの・・色の濃淡等、良いではないですか・・!!
更に拡大すると・・翅脈が光を通さなかったクマゼミと違い、透過光によって浮かび上がっている!!
本日の一押し写真。
(例によって向きが無茶苦茶ですが・・) 翅の濃淡に大小の翅脈が良い感じかと・・(自画自賛です(笑))
それにしても・・昆虫の能力と、それを解明する人たちの凄さは、見るだけでも楽しいですね。。
<参考>
「飛翔昆虫の翅特性とはばたき挙動」須藤 誠一,露木 浩二,菅野 和彦(実験力学 Vol. 2 No. 4 (2002年12月)
ちなみに私、なぜ昆虫が飛べるのか? 未だに理解できてません。
まずは児童図書館の入門書から見る必要がありそうです。。。
以上、本日もご覧いただきありがとうございました。