名古屋港を愛する皆さん、「新年、あけましておめでとうございます。」
新年一発目の名古屋港観察報告は、スナメリの捕食シーンらしき現場の目撃です。(しょぼい写真でスイマセン)
この日は強風で海面が波立ち、スナメリを探すのは難しい状況でしたが・・(そんな日にもわざわざ出かけ・・)
岸壁の近くに、スナメリが、ドォーンと出てきたのでした。
やはり・・フィッシュイーター(魚食性生物)が、汽水域に集まる大潮の下げ潮時の遭遇確率は高いか・・・?
近くの海面に、ナブラ(水面近くで魚が群れている)のような不自然な部分を見つけ、ムムムッと、注視していると・・
不自然に魚が飛び跳ね・・
こいつを拡大すると・・
コノシロらしき魚体・・?
スナメリの体が、何度も水面に現れるのでした・・
同時に複数のスナメリは見られなかったので、何頭いたかは不明です。
これ(スナメリ)・・釣れるんじゃないか?
と思うほど、一心に魚の群れを追っているように感じた。
魚と違ってイルカは空気呼吸だから、海面から口を出しても弱らないし・・
痛覚もあるし、痛々しく鳴きそうだし、デカくて重い体を岸壁で傷つけずに取り込むことはほぼ無理だし・・
そもそも針が掛かるとしたら口の縁ではなくて、喉の奥に飲み込まれた時だろうし・・
等々と考えると、責任もって食べる覚悟で獲る対象であって、釣りで狙ってはダメだなぁ。。
法的な問題もよくわからないけど・・道具はモリとか、ボーガンとかライフルだよなぁ・・と感じた。
ちなみに元日の夜は、潮位△24cmのポツンと干潟へ、氷点下の中、ママチャリで1時間程かけて凍えて行った。
護岸の海中に入れられたブロック石がすべて露出し、ヘッドライトの明かりだったけど干潟の全容を見ることができた。
潮位0cmでは露出しないあたり・・
昨夏はずいぶん減ったと感じていたミドリイガイが、(夏には見えなかった水中に)それなりに密生していたことがわかったけど・・冷気に晒されたせいかほぼ死滅。
近くの石の間には、大きなアカニシを発見(交尾中か?)・・・
アオサがついている石も少なく、見つけてホッとする。。
肉眼で分かるサイズ感の乱暴な識別では、付着生物の80%はイガイ類、15%がフジツボ、残りの大半がマガキか・・?
干潟最下部(低潮線)の底・・カキ礁というより、イガイ礁か・・?
こちらは昼間の干潟上部。(ナミマガシワが多いか? 夏場に見られたアサリ系が見当たらない・・砂になったか・・?)
一帯は粒子の細かい砂泥質底の海域なので・・砂利のようなサイズ感の粒子はほぼ貝殻に起因するものか・・?
JAMSTEC50周年特別企画「すべらない砂甲子園」の優勝砂はかき殻石灰砂だったけど・・このイガイ殻石灰砂?はどうなんだろうか・・???
以上、年始から、「何でこんなとことやってるんだ?」と・・自問自答したくなる毎日です。(笑)
「本日もご覧いただき、ありがとうございました。」