殆ど鼻だけを出して水中を移動したり・・
ザバッ!! っと・・
顔を出したりする・・動物園の人気者「カバ」
クジラとの遺伝的関係が最も近い陸上動物とされる。
確かに・・この水中の雰囲気は、クジラに似ている気がする。(カバの写真は、のんほいパーク)
こちらは、クジラの祖先とされる「パキケタス」の名古屋港水族館の骨格標本。
同、解説板。
J.G.M.シューウィセン著「歩行するクジラ」東海大学出版部 (2018/3/14)によると、「パキケタス」は・・・
・・安定同位体の検証から、パキケタスは淡水を好み、肉食者だったことを示している。
・・もがく獲物に対処する捕食者の頑丈な尖った歯を持っている。
・・歯の摩耗パターンが現生哺乳類には見られない。
・・パキケタスの目と鼻の位置は、水中にすむ動物特有なもので、水面で動くものを見張っていると考えられる。
・・パキケタスは多くのヒゲのある敏感な吻を持っており、アザラシのようにヒゲで水中での振動を察知していた可能性がある。
確認できている最古のカバは約2000万年前で、約5000万年前のパキケタスと繋がる共通祖先が不明というのも、新たな発見が待ち遠しくてワクワクする。
科博では更に・・
海牛類(ジュゴン等)の祖先も同時期に・・
陸から水中に適応していったように展示されていた。
科博の解説
私・・・クジラの祖先等に関するネタも好きです(笑)
最後に、カバらしい写真を・・
この大きく開く口は、現生ヒゲクジラともよく似ている気がする。
(でも、パキケタスとは似ていないような・・??)
身近なことに関する新しい発見は楽しい。
以上、本日もご覧いただきありがとうございました。