入り口前の記念撮影用オオゴマダラのスクリーン・・立派だ!!
洞窟状のゲートを入ると、バージェス頁岩の化石から展示が始まった。
芋虫型から昆虫への進化の解説は、わかりやすかった。
大きくて立派な、「ガザミの仲間」の化石。
「約5000万年前のイタリア モンテバルドの軟らかい岩から見つかった」と記されていた。
ミツバチの仲間・・
こちらは、「中新世(2300-500万年前)の中国 山東省 臨胸山旺」・・
化石と反対側の壁面は、古生代からの地層が紹介されていた。
ほぼ一緒に入館した2組の家族が一瞬に通過した、このエリアだけで15分はいた(笑)
1mを超えるオオサンショウウオの剥製・・・生きていた時は113cmもあったらしい。
続く展示室・・
オオゴマダラの体の構造が、輪切り状に引き出せた・・
よくできている・・
解説も簡潔で分かりやすい。
昆虫の展示は、夥しい数の標本に辟易させられることを覚悟していたので、良い意味で裏切られた。
劣化感はあったけど・・自分で拡大して、鱗粉を見れるコーナーもあった。
解説はどれもが素晴らしい・・
この他にも、ボタンを押すと特徴的な虫の鳴き声が聞こえたり、昆虫目線での地球環境の考察や、ヘラクレスオオカブト等の大型甲虫の生体を拡大して見れたり、当地の昆虫等々・・
妙な危機感を煽るような誇張が無い解説には、違和感なく見入ることができた。
自然科学の根幹は、正しい観察と報告だと思う。
標本には解説は無く、実に特徴的なものが選りすぐられていた・・
キラキラ系・・
抜群に綺麗な、レテノールモルフォ・・
モルフォ蝶の仲間・・とだけ記されていた。突き刺さるような青色ではないけど、実に繊細に感じる・・
メガネトリバネアゲハ・・・実際に、飛んでいる姿を見てみたい。。
オサムシの仲間・・とだけ記されていた。翅の上の突起は何のためにあるのだろうか??
ゴライアスオオツノハナムグリ・・
ギフチョウもあった・・
続いて、チョウがたくさん舞う温室。
オオゴマダラ・・いきなり、顔の前を横切った。デカかった。。
解説によると、成体の寿命は、以前の調査では平均62日もあり、最長のオスは191日とあった。
ツマムラサキマダラ・・翅を閉じて止まるので、内側?の青い部分は、チラッとしか見えない。
温室内の最大数種。温室内で成虫にまで育つのもいるらしい・・
リュウキュウアサギマダラ・・
集結していた・・
シロオビアゲハ・・飛んでいると、翅の白い帯状の斑点が、不思議と綺麗に見えた。
ジャコウアゲハ・・
逆光&ローアングル、何枚チャレンジしたことか・・(笑)
チョウがたくさん舞う温室は、実に楽しかった。
マダカスカルオオゴキブリ・・に触れた(喜)
解説には、「触るとシューシューと鳴く」とあったけど・・鳴かなかった。
つるつるしたガラス面も登るので、逃げられないように飼育する必要があるらしい。
「G」コーナー
確かに、クワガタムシやカブトムシは匂う・・
ジャイアントウッドローチ・・
中央アメリカ原産。つるつるした壁は登れないので、飼いやすく、大型になるのでペットとしても人気だとか・・??
チリアンコモンタランチュラ・・手の平くらいの大きさに感じた。毒があり、噛まれると痛いらしい。。
他にも、南西諸島のバッタや、当地のバッタ等の展示があった。
この、トノサマバッタの飛翔姿は、実にきれいな標本に感じた・・
いゃぁ・・・楽しい展示だった。。
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。