本日はゴカイです。
このポツンと干潟でも非常に多種多様です。
胴体の太さ、疣足の形状・間隔・剛毛束等々、頭の中は ??? だらけです。
なんとなく・・ヤマトカワゴカイ系?とか、
スピオ系?・・みたいな感じで迷宮入りのままです。
で、今回もダラダラと動画を見ていたら・・心臓の拍動のような動きがあるのに気が付きました。
まずは動画を・・
体の中心線にて、頭から尾へ「キラッ、キラッ・・」と連動して動いております。これも構造色?
ネット調べてみると・・何とgooブログに、本物の先生による実に詳細な解説がされておりました。
ドクター岩堀の「私設動物資料室」2018.2.4「環形動物の循環器系」
(一部抜粋です)
・・背側血管では血液は前方に向かって流れ、腹側血管では後方に流れる。
・・血管系には、広い範囲に亘って拍動が認められる。
・・この一連の動きを「蠕動運動(ぜんどううんどう)」と呼ぶ。
・・環形動物は、節足動物の遠い祖先であると言はれ、さらには軟体動物とも縁続きであると考えられており、種々な動物に発展していった動物群である。
環形動物については、平成28年 第33 回 山﨑賞の「ミミズの研究」静岡県立浜松湖東高等学校 天文・生物部 2年 秋永 大介 青嶋 恭也 佐藤 勇太が分かりやすかったので、こちらも紹介しちゃいます。
ちなみに今回の動画のゴカイ、付着物の表面に体を埋没させている、ポツンと干潟の定番ですが、未だに同定不能。
以前はオトヒメゴカイの仲間か?としましたが、例のごとく間違いの可能性を高く感じてます。
明確な写真がネットになく、確信が持てないのですが、汚濁に強い外来種のアシナガゴカイが気になってます。
このポツンと干潟で、これからも生物観察を続けていくとなると・・・
ビジュアル的にもブログネタには難しい、このゴカイの仲間を極める必要がありそうな気がします。
ウミウシは一度しか見られなかったけど、ゴカイが見られなかったことは一度もないのですよね・・・
混迷は続きます(笑)