もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

ポツンと干潟・・真夏の戦い(その3) ゴカイの拍動・・?

2020-08-29 19:49:40 | 

本日はゴカイです。

このポツンと干潟でも非常に多種多様です。

胴体の太さ、疣足の形状・間隔・剛毛束等々、頭の中は ??? だらけです。

なんとなく・・ヤマトカワゴカイ系?とか、

スピオ系?・・みたいな感じで迷宮入りのままです。

で、今回もダラダラと動画を見ていたら・・心臓の拍動のような動きがあるのに気が付きました。

まずは動画を・・

体の中心線にて、頭から尾へ「キラッ、キラッ・・」と連動して動いております。これも構造色?

 

ネット調べてみると・・何とgooブログに、本物の先生による実に詳細な解説がされておりました。

ドクター岩堀の「私設動物資料室」2018.2.4「環形動物の循環器系」

(一部抜粋です)

・・背側血管では血液は前方に向かって流れ、腹側血管では後方に流れる。

・・血管系には、広い範囲に亘って拍動が認められる。

・・この一連の動きを「蠕動運動(ぜんどううんどう)」と呼ぶ。

・・環形動物は、節足動物の遠い祖先であると言はれ、さらには軟体動物とも縁続きであると考えられており、種々な動物に発展していった動物群である。

 

環形動物については、平成28年 第33 回 山﨑賞の「ミミズの研究」静岡県立浜松湖東高等学校 天文・生物部 2年 秋永 大介 青嶋 恭也 佐藤 勇太が分かりやすかったので、こちらも紹介しちゃいます。

 

ちなみに今回の動画のゴカイ、付着物の表面に体を埋没させている、ポツンと干潟の定番ですが、未だに同定不能。

以前はオトヒメゴカイの仲間か?としましたが、例のごとく間違いの可能性を高く感じてます。

明確な写真がネットになく、確信が持てないのですが、汚濁に強い外来種のアシナガゴカイが気になってます。

 

このポツンと干潟で、これからも生物観察を続けていくとなると・・・

ビジュアル的にもブログネタには難しい、このゴカイの仲間を極める必要がありそうな気がします。

ウミウシは一度しか見られなかったけど、ゴカイが見られなかったことは一度もないのですよね・・・

混迷は続きます(笑)


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