(図書館で借りて眺めているだけですが・・・) 新しい図鑑を見るのは楽しい。
厚みはあるものの手に取りやすいサイズに収められ、薄めの紙に、写真と名前、形態、生態、食用等が詰まった今年4月の発行です。
写真の見栄えよりも、統一ホームの写真にまとめられた「これぞ図鑑!」という感じです。
(買ってもいないのに・・感謝の気持ちが湧き上がってきます)
「北海道の魚類」なので、知らない魚ばかりじゃなぁ~と思っていたのですが、
「北海道にもいるんだ・・」系も満載です。
そんな魚を少し紹介させていただきます。
(注 : 以下の写真は各水族館で撮ったモノで、この図鑑に掲載されている写真ではありません)
ミナミハコフグ
ジンベイザメ
イシガキフグ
スギ
シマフグ
で、この図鑑をパラパラと眺めていると・・
「あれっ・・」と気になる箇所が出てきて見直し、
頭に引っかかった魚名を索引で調べて、更にじっくりと見たり等々、
至福と言ってもいいような時間が過ぎていき・・・
やろうと思っていたことが後回しになります(笑)
そんな個人的な至福?の一端を書き出してみますと・・
(実にたわいもない事ばかりですが・・)
(煮干・・カタクチイワシ)
「イワシ」と名が付くのは、ニシン目では、カタクチ・ウルメ・マイワシの他に・・体長1mにもなるオキイワシ。
あのデメニギスとも近いニギス目では、ソコイワシ科・ハナメイワシ科・セキトリイワシ科。
ハダカイワシ目では、ソトオリイワシ科・ハダカイワシ科と・・・見たことも無いモノがいっぱい。
よく聞くような和名なのに魚体をイメージできないのは、トクビレ科の「サブロウ」・「ヤセサブロウ」・「シチロウウオ」。
似たような日本人系の名前では、地方名「さちこ」のイソバテング。
英名との矛盾では、シロカジキの英名「Black marlin」。
とまぁ、カジキの写真を発掘したので、書き出してみたのですが・・・
(魚市場のカジキの写真にはシロカジキは無かった・・)
そんなこんなで・・・図鑑は読み終えたら終わるのではなくて、見れば、見るほど、引き込まれ、
本日も混迷を楽しんでいるのでした(笑)
以上、ご覧いただき、ありがとうございました。
PS.著者の一人、仲谷一宏氏の「SHARKSサメ -海の王者たち- 改訂版」もおすすめです。