流れのままに。

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なんか、多いよね。

2011-06-06 00:51:21 | Weblog

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最近TVでやたらと赤ちゃんを目にする機会が増えた。

出産を題材にした番組が立て続けに放送されているからだ。

先日は出産だけで2時間の特番を組んだTV局もあった。

なんか多いなと感じてる人もいるでしょう?


ここへ来てどうしていきなり増えたのかと、僕なりに考えてみた。

それはきっと少子化に歯止めを掛けようとする意思が、働いてるんじゃないだろうか?

「子供を産むっていうのは、素晴らしいことだよ」っていうのを

やたらとプロモーションしているように感じる。


もしそうだとすれば、そこには政府の意思も働いてるように思える。

何故なら、TV局が少子化をどうにかしようとは、思わないだろうから。

つまりメディア主導でキャンペーンを張るとは思えない。

政府から内々に打診があったと考えるのが、正しいような気がする。


もちろんこれは僕の勝手な考えで、真実は違うかも知れない。

しかしTV局がこぞって出産のすばらしさや

赤ちゃんの可愛さをアピールするのを観るに付け

そこに計画的な意思を感じてしまうのは、僕がひねくれてるからばかりでもないだろう。


もちろん僕だって赤ちゃんを見れば可愛いと思うし

最近では自分の人生はまったく間違いだったようにも感じている。

後悔先に立たずとは良く言ったもので

ここへきて自分の子供が欲しかったなんて、言ってる始末だ。


少子化の一番の原因は、女性の社会進出なのは間違いない。

それは仕事だけではなく、遊びも積極的に行なうようになったのが大きく影響している。

仕事もして遊びもしてじゃ、子育てなんかしようとは思わないだろう。

状況がどうあれ一日が24時間なのは普遍なのだから。


仕事と遊びに重きを置くなら、結婚や子育てが犠牲になるのは自明の理である。

特に仕事が順調で、思ったようなキャリアを重ねているなら尚更だ。

結婚はともかく、出産して子育てをしようと思ったら

多くの場合女性は積み上げたキャリアを犠牲にする選択を迫られる。


もちろんだからといって、女性の社会進出をダメだと言う気も無ければ

遊び呆けてないで結婚して子育てをしろと言う気もない。

しかし現実としては、女性がこのまま社会進出を続ければ

少子化に歯止めを掛けるのは、かなり難しいだろう。


何故なら日本は子育てに関する社会システムが出来ていないからだ。

保育園の圧倒的な不足もそうだし、近年は小児科医さえ減少の一途を辿っている。

社会保証制度も永続的なものは確立されてなく

子供手当にしても、いつ廃止されたところで驚きもしない。


そもそも当初予定の半額しか支払っていない、未熟な制度なのだから。

おまけに今は「震災復興に資金が足りない」と言えば、いつでも廃止できる状況にある。

この状況で子供を作りましょうといくらキャンペーンしたところで

そうそう女性の心を動かすのは難しいだろう。


どうしても出生率を増やしたければ、政府が時限立法を作って

給与を保証し、休職前の身分で職場復帰できることを保証した上で

5年間女性を子育てに専念させるしかないように思う。

もちろんその5年間に子育てに関するインフラを整備するのは、言うまでもない。


更には学生にベビーシッターのアルバイトを奨励し

子供の可愛さと、子育ての大変さを経験させてしまうのだ。

大変さを経験するということは、逆に言うと要領も覚えてしまうということで

すると子育てに関するアレルギーも減少するはずだ。


更に更に、一定規模以上の企業には、社内保育ルームの設置を義務化する。

もちろん資格を持った保育士を雇用するのだが

保育士というのは資格取得者に比して、職場となる施設が圧倒的に少ない。

つまりそこにまた新たな雇用が産まれることになる。


そもそも法制度で義務化しなくても、企業は率先して行なうべきだ。

男社会とは言いながら、女性だって貴重な戦力には違いないし

この先は企業にとって、どんどん女性の重要度は増していくだろう。

ならばもっと優遇して然るべきで、僕は企業努力の欠落だと思っている。


ま、要するに、政府だけが騒いだところで少子化は止まらないってことね。

社会全体でシステム作りをしていかないと、この国の未来に光はない。

なんてね、少子化の一端を担ってる僕が言っても、説得力無いけど・・・・・。

ごめんなさい。



















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