流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

機械は壊れるものです。

2011-06-01 17:54:40 | Weblog

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北海道はやっと春が来た感じなんだけど

まだまだ朝晩は寒いくらいだね。

日によっては暖房も使ってるし。

もう6月だっていうのに、今年の夏は涼しいのかも?


最近は列車事故の話題で持ちきりでね

北海道でこんなに大きな列車事故っていうのはあまり記憶にないから

道民は一様に驚いてるよね。

乗務員の対応なんかもまずかったりして、ちょっと批判的。


福知山線の事故以降、JR西日本の不祥事に呆れてたら

我がJR北海道も体質はさほど変わらなかったみたい。

何より乗務員誘導より先に乗客が避難し始めたんだけど

それが結果として死亡者ゼロに繋がったんだから、マズイよね。


あのまま乗務員の誘導を待ってたら、確実に多くの死者が出たはず。

何たってトンネル内での列車火災なんだもの。

客車はほぼ全焼してたからね。

煙に巻かれながらも死者が出てないのは奇跡に近い。


あの路線は僕も札幌へ行くときには利用する路線だから

なかなかゾッとするものがある。

しかし部品が落下するって、考えられないね。

これは整備ミス以外の何物でもない。


定期点検といってもマニュアル通りやってるだけだから

けっこう流れ作業になりやすいんだよね。

車の車検にしてもそうだよ。

ボルト一本に至るまで点検する訳じゃないもの。


機械なんて数多くの部品を組み合わせてるんだから

案外どこかに不都合はあるものなんだよね。

特に車や列車のように振動が多いようなものはね。

ちゃんと締めたって緩んでくるし、経年劣化も避けられない。


耐用年数にしたって、部品によってズレはあるのよ。

同じ素材で同じ作り方をしてもね。

機械ってのはそういうものだから。

鉄素材なんて環境によって腐食の度合いも違うもの。


だから定期点検が大事なんだけど、ボルトなんて締まってればそれでOKだしな。

まさかいちいち取り外して劣化検査まではしないだろうし。

定期的に新品に取り替えるなんてこともしてないでしょ。

案外ハンマーでコンコン叩いて「大丈夫!」なんてやってるのよ。


まあそうは言っても日本の工業技術は世界一だし

列車事故なんて滅多に起こらないしね。

福知山線みたいな人為的なものはともかく、機械的な欠陥ではね。

今回の事故でも機械的なことよりは、事故対応マニュアルを見直す方が先だね。


しかしリニア時代になって事故が起こると大変だな。

何たってスピードが違うからね。

もちろんより安全ではあるんだけど

間違っても「絶対安全です」なんて言わない方が良いね。


それこそ原発の二の舞になりかねない。

機械が機械である限り、完全ではあり得ないから。



















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