HNモジュールは規格に沿って作れば、他のHNモジュールと接続して、運転を楽しめます。
2011年、我々のHNモジュールの運転会に北九州からHNモジュールを作って参加された方がいました。
HNモジュールを肩から下げて、新幹線で大阪まで来られました。
そのモジュールがこんな情景。
何となく、無法松の一生の一シーンを見る様な、いかにも北九州から来たという、雰囲気。
それにしてもよくできたモジュールです。
一方この鉄橋は東京からの参加です。
このモジュールをたたむとこの様に小さくなります。 東京から新幹線で来られました。
それにしても、我々は車での移動しか考えていなかったので、このようにコンパクトに収納できる構造に驚きでした。
これなら、確かに新幹線で来られる。
そしてこの方達は、HNモジュール北九州とHNモジュール東京というクラブに進展してゆきました。
そうなると、一緒に運転会を開きたいという話になります。
そこで。開かれたのが合同運転会。
京都の城陽市で開きましたが、北九州からは車でフェリーを使って、そして東京からは車と新幹線に分かれての参加です。 東京も、埼玉や千葉の人がいますし、我々も、京都、大阪だけではなくて、奈良、兵庫や三重のメンバーもいるので、かなりの地域から集まったことになります。
これを1日だけの開催で行いました。
これだけの人数が集まりました。
モジュールは数えられないほどあります。 これらのモジュールを接続します。みなさんが作ったモジュールをつなげる。 規格通り作ってあれば、初めて繋ぐモジュール同士でもちゃんとつながります。 そして、その上を列車が走ります。
午前はDC運転、午後からはDCCで運転しました。 ROCOのZ21です。
色々珍しい景色があります。 RhBは狭軌なので本線とは別線路ですがそこで行ったり来たりしています。
東京らしい景色。
北九州はエンドレスにしてきました。
それから2年
合同運転会を隔年で開くことになり、これは2019年の第二回合同運転会です。
整然と座っていますが、運転をしているのです。 このたくさんある線路の上をダイヤに則って走らせる。 自分の担当のところに来たらきっちり運転するので、皆車両とダイヤを見ながら真剣です。 こういう運転会は他ではほとんど見たことがない。
HNモジュールは情景と鉄道車両と運転の全てが揃った鉄道模型の王様と言うことがここでもわかるかと思います。
HNモジュールとは思えない大きな駅もありました。
こんなに長い編成の石炭列車も豪快に走っている。 これは北九州のHNのエンドレスです。
さらに、グランドキャニオン。 これこそ、HNモジュールが足つきで、かつ、高さが94cmという規格だからこそできたモジュールで、大迫力です。
そして、それから3年
新型コロナで開催が延びていたのですが、収まりかけてきた昨年の合同運転会が2022年に開かれました。
この回もたくさんのHNモジュールが集まり、盛会に終わったのですが載せていたらキリがないのでこれぐらいにしておきます。
このようにいろいろな情景がHNモジュールの規格で作られ一堂に介して運転会を開ける。 景色や車両も運転もさることながら、人と人の交流もモジュールを通じて、凄いなとか、どうやって作ったとか等々、話が弾みます。
ということで、このブログを見た方達も是非ともHNモジュールを作って欲しいのです。 我々のクラブに入る必要はなく、全国各地で小規模ででも自分達で仲間を立ち上げ、こういう合同の場で一緒になれたらなと思います。 もちろん、自分一人だけで私たちのクラブに飛び入り参加でも良いし、モジュールを作るのであれば、HNモジュール規格で作っておけばジョイントできるのです。
次回からはHNモジュール規格をもう少し詳しく書こうと思います。
つづく