モジュールレイアウトでは直線モジュールと直角モジュールを使ってエンドレスを作る事が多いけれど、HNモジュールでは自由な半径のカーブを作っても構わない。 線路をエンドレスにしないので自由なのです。
こういうカーブがあると情景が如何にも自然に感じます。
私が初めに作ったのが直角に曲がる入江のモジュール。 モジュールサイズを小さくするために、規格での最小カーブR420を使っています。 (この時は#100のレールですが、その後ユニトラックに交換しています)。
もう一つが、建物がなく畑だけのトウモロコシのモジュール。 こちらは直角ではなく80度ぐらいだろうか、試しの意味もあって少し変な角度にしました。 このモジュールは情景がシンプルなので日本の車両もヨーロッパの車両も違和感なく走らせられます。
これを繋ぐと、U字になるので、これに直線を加えれば家の中でも結構遊べます。
こういう接続面が広いモジュールの場合、足を止めるネジの位置に注意が必要です。接続面にネジが来ないか、皿ネジを埋め込んでネジの頭が出ない様にするなどの注意が必要です。 左のモジュールは皿ネジを使って足を止めています。
この2つを持ち運ぶためにこの様に連結することにしました。 結構重くなりましたが便利です。
これは小さな30度のモジュールです。 持ち運びのために他のモジュールの中に入っていますが、線路部分で40cmほどの長さの小さなモジュールです。 これを見るとわかると思いますが、箱の形を台形にして両端を線路と直角にしなければなりません。
工作的に手間がかかるし、精度が必要です。
この小さなモジュールですが
運転会どきには他のモジュールの中に入って、実に良い雰囲気を出してくれます。 南部縦貫が走っている部分がこのモジュールです。 樹木は組み立てた後に差し込んでいます。
レイアウトに於いてカーブは如何に重要かと言う事がわかると思います。
これは私のコートダジュールのモジュールですが、カーブモジュールの構造がよくわかると思います。
カトーの緩いカーブに合わせて台枠を作りました。
完成したらこんな感じになりました。 海は取り外し式の張り出しで収納はモジュールの下に入れます。
これは立体交差のあるモジュールの制作途中です、horiさんの作品で、
スイスの雄大な景色をイメージして作っています。
完成したらこんなふうになりました。 上がHNの本線でカーブです。
下はどこにもつながっていない線路ですが、この高さのモジュールを作ってつなげば多少は運転できます。 やったこともあります。 スイスで見た景色、自分の夢を実現させたモジュールです。
こちらは、ノースベルさんの少年野球のモジュールで最近TMSにも掲載されました。
直角なモジュールは真ん中に大きな敷地を設ける事ができます。 この方のもう一台の直角モジュールは中が機関庫になってたくさんの機関車を並べています。
これはカーブがありますがモジュール中で完結しているので外観は長方形です。
この大きなカーブのモジュールは山陰線の惣郷川橋梁です。 大作です。
良い感じでしょう?
自分の作品を眺めて感無量の作者です。 モジュールを作った時の苦労も忘れ至福のひと時。
はーい、皆さんカーブのモジュールを作って下さいね。 手間はかかるけれど感激はそれ以上のものがあります。
つづく
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