鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

1997年 フィンランド その1  ヘルシンキ

2023年06月19日 | 海外旅行

1997年にフィンランドに行きました。 理由は追々述べるとして、他施設に勤めている先輩との2人旅ですが、現地で色々な人と会います。

関空からヘルシンキ直行。 フィンランドというと遠い国のように思いますが、実は日本から一番近いヨーロッパの国です。

10時間でヘルシンキ。 ちなみにドイツのフランクフルトなど12時間です。

ヘルシンキに近づくと海が見える。 入り組んだ海岸だ。

 

この飛行機だよ、フィンエアーのムーミンの絵が描いた飛行機。 ムーミンはフィンランドの画家、トーベ・ヤンソンの作品だけれど、日本でも出版されて世界に広がったような感じで、日本人には親しい。

 

空港バスでヘルシンキ到着。 これはヘルシンキ駅前の市電。 

ここで一泊して翌日目的地のタンペレに向かうので、とりあえず荷物をホテルに預けて夕食に出かける。 

公園の中のレストランの前に、「日本語メニューあります」と書いた店があった。 そこに2人で入って「赤蕪のスープ」というのを注文した。 それに魚料理(鱸?)とビール。 ビールはすぐに出てきたが冷やしていない。 冷やすという習慣がないようだ。 料理はなかなか出てこない。 待っているうちに日本人数名が入ってきた。 知っている人というかお世話になっている人で、今回の旅行もこの人たちと同じ目的だ。

1時間ほど待ってやっと料理が出てきた。 「赤蕪のスープ」とはボルシチの事だった。 料金は全部で5千円近かった、高い! フィンランドは油断がならん、

 

翌日、午前中はヘルシンキの街を散策する

この鉄を叩いている像は労働や協力を表しているそうで、有名らしい。 鳩がとまっている。

 

この周りにたくさん人がいて皆んな食事やお茶をしている。 平日の昼間から平和な国だ。

 

港までは公園を抜けてすぐだ。 スエーデンやデンマークにゆく大きな船がたくさん係留している。

 

港のそばには青空市場があった。

 

綺麗な野菜を売っている。 

 

観光船や色々な船もある。

 

なにせ、外で食べる店が多い。 この店は本にも載っていた有名なカフェだ。 フィンランドで優雅なおやつを食べて。

 

多分、有名であろう建物の前で記念写真、というかバテてる感じ。

 

歩き疲れたので、市電で駅に向かう。 乗って見たいこともあるけれど。

 

市電の中は何処も似たようなものだ。

 

ヘルシンキ駅です。 屋根がない。 信じられない、屋根がない。 でもね、最近の写真だと屋根があるようですが、この当時は屋根がなかったのです。 まあ、広々としていること。

ここからが、タンペレに行きます。 そちらが今回の目的ですから、今まではイントロです。

つづく

 

 

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臭い話

2023年06月18日 | 雑談

今日は臭い話

数年前似顔絵を描いていて

 

完成したのがこの写真ですが、火野正平さんです。

 

先日の「こころ旅」で火野正平さんが、京都大沢池付近を巡っている時の話で。

昔、この辺りで撮影してた時に、出番だよと監督から呼ばれて、畑の中を通って最短距離で行ったら、足がズブズブズブと土に潜り込んでいった。 そして、ほとんど首まで潜りこんでしまった。 畑にあった肥溜めに落ちたのでした。

昔は人糞を肥料に使っていたので、ところどころに肥溜めがあって、色が地面とあまり変わらないし、蓋に藁をかぶせたりしていたので、まるで落とし穴のようなものだった。  で、一見わからずに落っこちてしまったのだ。 臭かっただろうな。近所の農家で水をぶっかけてもらって、その日の撮影は中止になったとか。 監督から大目玉を食らったという話でした。

 

一方、我が家でも。 まだ私が小学生の頃なので70年近い前だろうか。 犬を飼っていました。 当時は放し飼いで、犬は勝手にあちこち走り回っていました。

ある朝、犬が汚い、臭い。 裏にあった畑の肥溜めに落ちたのでした。 でも犬は人の顔を見て尻尾を振って寄ってくる。 家族は、こっちに来るなと追い立ててもますます喜んで寄ってくる。 人間と違って言葉がわからないので困る。 体を擦り付けてこられたらどうするんだ。

バケツで何杯も水をぶっかけて、何とか一件落着。 そういえば祖母も大昔肥溜めに落ちたという話を聞いたことがある。

今は化学肥料になって良かったね。

 

美しい写真でも載せておきましょう。 後ろは酒の菰樽です。 酒の町、伏見なので。

 

 

 

 

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新レイアウトの製作 その24  築堤草撒き

2023年06月17日 | 模型車両

築堤に草を植えます。

先日購入した、WW.SCENICSの草撒き器を使います。 009Pの電池を用意して。

 

試しに一部だけに撒いてみました。

 

さほど草が立っていなけれど、多分地面と草撒き器の距離が遠かったか?

 

壁際もこれで撒けば簡単と思ったのですが、器具が壁に当たるとこちら向きに傾くので壁のそばには草が落ちてきません。

早い話が、壁際は器具の使用は無理なので、手で草を撒きました。

 

草を撒く時に電極を地面に刺します。 釘を刺して電極を繋ぎました。 釘の穴はすぐにわからなくなります。

 

全体に撒いて、これで築堤の草撒き終了。 2mmの草と6mmの草を混ぜましたが、6mmは撒き器の金網から出にくいのでほとんど地面に撒かれていません。

 

つづく

 

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四国 その3 四国まんなか千年ものがたり

2023年06月16日 | 旅行、散歩

大歩危駅に到着

四国山地の真ん中、山間にあります。

 

ここで待っていたのがこの列車。

大歩危から多度津までの特急列車。 

 

名前は「四国まんなか千年ものがたり、しあわせの郷号」

実に長い名前で、四国には似たような列車がたくさんあり何が何か理解できなかったが、これは四国の真ん中を走るのでこの名前。 このチケットを取ろうとJR四国のサイトを調べたが、載っているのはツアーばかりだったのでJTBに頼んだら、やはりホテルとセットしか取れないのと、発売日がJTBの定休日。 ということで、発売日に京都駅のみどりの窓口に行く。

特急券申込用紙に、前述のような長い名前を書いて、列に並ぶ。 たくさんの人が並んでいる。 9時半ごろだったが、10時の指定券発売時間に上手く係員のところに辿り着ければ良いんだけれど。 早すぎたら発券できないし、遅ければ売り切れになっているだろう。 なにせ人気の列車らしくて、秒での勝負のようだ。 ヤキモキしながら並んでいて自分の番が来た。 10時に20秒ほど前だ。 係員に申込書を見せてパソコンのキーを叩き出した。 それが、ほとんど10時ジャスト。 そして、取れましたとの返事。 長く並んで秒単位で、ばっちりの時間に窓口に着いて切符が取れた。 ほぼ奇跡に近い。 ばんざーいという感じでした。

こうやって、うまく取れた特急列車ですが、大歩危から多度津まで、「なんぷう」なら1時間ほどで行けるところを3時間かけて走る実にゆっくりした列車だ。

 

駅には祖谷のかずら橋のモニュメントがあった。 ここから車で20分の山奥のようだ。 

 

はーい、乗り込みます。 こういうクルーがいるととても優雅な気分になれる。

 

車内は車両によって内装、椅子がちがう。

 

3両編成で、全座席数は知れている数しかないだろう。 そして、この方達のかなりは団体のツアー客のようだった。だから、切符が取りにくいのは確かだ。

 

駅ではいろいろなセレモニーが行われる。 子供も駆り出されてドラムを叩いている。 シャボン玉も飛んだり、サンタクロースがいたり(暑いだろうに)、地域を押しての豪華列車の出発だ。

 

列車は吉野川に沿って進。ゆっくりと大歩危、小歩危の景色を説明しながら。 

 

トンネルに入る。 室内は実に幻想的だ。 この席が空いているのは前日の大雨で不通になったところがあり旅行を取りやめた人達だろう。

 

狸の駅があった。 ここで降りて

 

民芸品を売っているので、買わないわけにはいかないと小物を購入。

 

ひょっと見るとこんな色の車両があった。 乗る時にはこんな色がなかったんだけれど、これは祖谷のかずら橋の後ろに写っていた白い車両の反対側だ。 車両の両側で色を変えてある。

 

何度か吉野川を渡る。 この写真の右端に列車を見ている人たちが写っているが、これはカカシだ。 所々にカカシを立ててあるのはこの列車に向けてだ。

 

あちこちの駅に止まる。 駅の手前では歓迎の人たちが旗を振っているし発車後も振っている。

この駅では記念写真だ。 興奮してマスクを外すのを忘れていた。

 

阿波池田、高校野球で有名だったが、そこを越すと吉野川から別れる。 ここでも畑いっぱいにカカシが歓迎している。 後ろでは本物の人間が旗を振っているので。手を振りかえす。 至る所でこの列車に向かって旗を振っているので、手を振りかえすのに疲れる。

 

坪尻駅に到着。 スイッチバックのある駅だ。 他の特急は止まらないだろうけれど、この列車はきっちりスイッチバックを行う。

 

この列車の乗客ではない人達がスイッチバックの撮影に来ている。 ここは秘境駅で車では来られない。 多分山の上にある道路から細い道を歩いて降りてこなければならない。

 

今、行き止まりの線に停車しているが、この後反転して後ろの線に入り、改めて右に見える上りの線に入る。

 

折返し線に入った所で運転士が室内を歩いてこちらの運転台に移動。 車内からは拍手が湧く。

 

そして、勢いをつけて登りの線に入ってゆく。 蒸気機関車の時代はこういうことをやっていたのだろうけれど。気動車の今は真っ直ぐこの勾配を登ってゆくので、こういうイベント列車だけがスイッチバックを使っているのだろう。 それを撮影に来ている人が駅にたくさん見えますね。

 

猫がいる駅に止まったり

 

食事もあるんですが時間が中途半端なことと高額なので注文せずにケーキですましたが、ツアーの人たちは食事を食べていました。

結果として、これは大成功。 この方が優雅な気分に浸れます。

 

琴平駅です。 ここでは改札から外にも出られる。

ここでたくさんの人が降りて行ったけれど、後から来た「なんぷう」に乗り換えていたんです。 私は終着の多度津まで行って「なんぷう」で岡山に出たのですが、ここで「なんぷう」に乗り換えていたら、家に2時間近く早く帰れたと思います。 ちょっと失敗。 まあ、いいや、ちゃんと多度津までゆこう。

ちなみに、車内サービスの人たちもここで降りていました。

 

多度津到着。 こういうマットを敷いてくれるのも嬉しいものです。

 

車内で買ったお土産です、ケースはこの列車。 もちろん自分への土産でこの箱が欲しかった。

 

NHK大阪放送局でゲットしたパンフレット

 

高知にゆけたのも牧野富太郎さんと神木隆之介さんのおかげです。

以上で、高知の旅を終わります。

 

 

 

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四国 その2 高知

2023年06月15日 | 旅行、散歩

牧野富太郎

若い頃の写真がありました。 なかなか男前だ。

 

今日のらんまんにあった学会誌の発行。

 

さて、泊まった旅館にあった立札。

山内容堂と西郷隆盛がここで会見したとの事。 大政奉還でも話し合ったのだろうか? でも大政奉還をすると戦えなくなるので西郷はそんな話をするはずがないな。

 

北に歩くと高知城が見える。

高知城というより市電を撮るのに必死。 車が被るので何台か市電をやり過ごしての撮影です。

 

高知城 立派な城門です。 昔来た時にはここから引き返したので、中に入るのは初めて。

 

階段を上がって天守へ。 でも蹴り出しが高いのと幅も広い。 爺いにはきつい。 休みながら、はーはー言いながらやっと天守の前に辿り着いてへたり込む感じ。

天守の横には御殿があって、立派な部屋がある。 そしていよいよ天守への階段だが昔の城なので梯子のようにきつい。 旅行の荷物を担いでいるし、腕で手すりを持ってなんとか階段を上がっても、また階段がある。  途中で心臓麻痺を起こしそうだし、引き返そうと思ったが、ここを上がれば最後だろうと上がってもまた、次の層がある。 最上階に着いた時には完全にばてばて。 二度と天守閣には上がるまいと誓ったのでした。

 

天守からの景色です。 この一枚しか写真がないのはカメラを忘れてスマホだけなのでこの後のことを考えてバッテリーを使わないようにしているためです。 この方向には私が泊まった旅館がある。 部屋の窓からビルの間を通して天守が見えたので、こちらからも部屋が見えるはずだと写したのです。 確かに部屋が見えます。 でもビルとビルの間の1mmぐらいの隙間なので私にしかわからない。

 

恐々、天守の階段を降りてはりまや橋に。 やはりここは押さえておかないと。 そして、思い出した、高知は2回目だと思ったが3回目だった。 初めての時には車で来て石鎚山を越して高松 松山からフェリーで神戸に帰ったのでした。

 

はりまや橋の交差点。 さすがに交通量が多い。

 

遠くから見て市電の線路にぺんぺん草が生えていて、ほったらかし状態だと思ったのだけれど、これは意識して緑にしているようだ。 ヨーロッパの市電に多いが、それを意識しているのだろう。 緑が綺麗だが、雑草(という草は無い)なんだろうか。 ヨーロッパでは芝生だと思ったのだが。 でも緑が綺麗で安らぐ。

 

高知駅到着。 こんな気動車が止まっていました。 前日に大雨で不通になっている所もありダイヤが乱れているので帰りの列車が心配だ。

 

南風です。 定刻通りの運転でほっとしました。

この車両は良い。 気動車だが乗り心地も良い。 そして、肘掛けに電源コンセントがあったのでスマホに充電できた。

 これで、思いっきり撮影しても大丈夫だ。

 

途中、アンパンマンの列車とすれ違う。 やはり四国だ。

かくして、列車は大歩危駅に到着。 ここで列車を乗り換えます。

 

南風は行ってしまいました。 バイバイ

 

つづく

 

 

 

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