鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

四国 その3 四国まんなか千年ものがたり

2023年06月16日 | 旅行、散歩

大歩危駅に到着

四国山地の真ん中、山間にあります。

 

ここで待っていたのがこの列車。

大歩危から多度津までの特急列車。 

 

名前は「四国まんなか千年ものがたり、しあわせの郷号」

実に長い名前で、四国には似たような列車がたくさんあり何が何か理解できなかったが、これは四国の真ん中を走るのでこの名前。 このチケットを取ろうとJR四国のサイトを調べたが、載っているのはツアーばかりだったのでJTBに頼んだら、やはりホテルとセットしか取れないのと、発売日がJTBの定休日。 ということで、発売日に京都駅のみどりの窓口に行く。

特急券申込用紙に、前述のような長い名前を書いて、列に並ぶ。 たくさんの人が並んでいる。 9時半ごろだったが、10時の指定券発売時間に上手く係員のところに辿り着ければ良いんだけれど。 早すぎたら発券できないし、遅ければ売り切れになっているだろう。 なにせ人気の列車らしくて、秒での勝負のようだ。 ヤキモキしながら並んでいて自分の番が来た。 10時に20秒ほど前だ。 係員に申込書を見せてパソコンのキーを叩き出した。 それが、ほとんど10時ジャスト。 そして、取れましたとの返事。 長く並んで秒単位で、ばっちりの時間に窓口に着いて切符が取れた。 ほぼ奇跡に近い。 ばんざーいという感じでした。

こうやって、うまく取れた特急列車ですが、大歩危から多度津まで、「なんぷう」なら1時間ほどで行けるところを3時間かけて走る実にゆっくりした列車だ。

 

駅には祖谷のかずら橋のモニュメントがあった。 ここから車で20分の山奥のようだ。 

 

はーい、乗り込みます。 こういうクルーがいるととても優雅な気分になれる。

 

車内は車両によって内装、椅子がちがう。

 

3両編成で、全座席数は知れている数しかないだろう。 そして、この方達のかなりは団体のツアー客のようだった。だから、切符が取りにくいのは確かだ。

 

駅ではいろいろなセレモニーが行われる。 子供も駆り出されてドラムを叩いている。 シャボン玉も飛んだり、サンタクロースがいたり(暑いだろうに)、地域を押しての豪華列車の出発だ。

 

列車は吉野川に沿って進。ゆっくりと大歩危、小歩危の景色を説明しながら。 

 

トンネルに入る。 室内は実に幻想的だ。 この席が空いているのは前日の大雨で不通になったところがあり旅行を取りやめた人達だろう。

 

狸の駅があった。 ここで降りて

 

民芸品を売っているので、買わないわけにはいかないと小物を購入。

 

ひょっと見るとこんな色の車両があった。 乗る時にはこんな色がなかったんだけれど、これは祖谷のかずら橋の後ろに写っていた白い車両の反対側だ。 車両の両側で色を変えてある。

 

何度か吉野川を渡る。 この写真の右端に列車を見ている人たちが写っているが、これはカカシだ。 所々にカカシを立ててあるのはこの列車に向けてだ。

 

あちこちの駅に止まる。 駅の手前では歓迎の人たちが旗を振っているし発車後も振っている。

この駅では記念写真だ。 興奮してマスクを外すのを忘れていた。

 

阿波池田、高校野球で有名だったが、そこを越すと吉野川から別れる。 ここでも畑いっぱいにカカシが歓迎している。 後ろでは本物の人間が旗を振っているので。手を振りかえす。 至る所でこの列車に向かって旗を振っているので、手を振りかえすのに疲れる。

 

坪尻駅に到着。 スイッチバックのある駅だ。 他の特急は止まらないだろうけれど、この列車はきっちりスイッチバックを行う。

 

この列車の乗客ではない人達がスイッチバックの撮影に来ている。 ここは秘境駅で車では来られない。 多分山の上にある道路から細い道を歩いて降りてこなければならない。

 

今、行き止まりの線に停車しているが、この後反転して後ろの線に入り、改めて右に見える上りの線に入る。

 

折返し線に入った所で運転士が室内を歩いてこちらの運転台に移動。 車内からは拍手が湧く。

 

そして、勢いをつけて登りの線に入ってゆく。 蒸気機関車の時代はこういうことをやっていたのだろうけれど。気動車の今は真っ直ぐこの勾配を登ってゆくので、こういうイベント列車だけがスイッチバックを使っているのだろう。 それを撮影に来ている人が駅にたくさん見えますね。

 

猫がいる駅に止まったり

 

食事もあるんですが時間が中途半端なことと高額なので注文せずにケーキですましたが、ツアーの人たちは食事を食べていました。

結果として、これは大成功。 この方が優雅な気分に浸れます。

 

琴平駅です。 ここでは改札から外にも出られる。

ここでたくさんの人が降りて行ったけれど、後から来た「なんぷう」に乗り換えていたんです。 私は終着の多度津まで行って「なんぷう」で岡山に出たのですが、ここで「なんぷう」に乗り換えていたら、家に2時間近く早く帰れたと思います。 ちょっと失敗。 まあ、いいや、ちゃんと多度津までゆこう。

ちなみに、車内サービスの人たちもここで降りていました。

 

多度津到着。 こういうマットを敷いてくれるのも嬉しいものです。

 

車内で買ったお土産です、ケースはこの列車。 もちろん自分への土産でこの箱が欲しかった。

 

NHK大阪放送局でゲットしたパンフレット

 

高知にゆけたのも牧野富太郎さんと神木隆之介さんのおかげです。

以上で、高知の旅を終わります。

 

 

 

コメント
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