大阪 伊丹空港です。
久しぶりの飛行機です。 もう、空港自体が珍しく感じてしまいます。 朝早く起きてリムジンバスで伊丹につきました。 とりあえず、コンビニでコーヒーを買って落ち着く。 でもね、リムジンバスで気がついたのだけれど、カメラを忘れた。 充電してカバンに入れたはずなんだけれど、うっかり出してしまったようだ。 スマホはあるけれどバッテリーとメモリーが心配。
手荷物のX線検査で引っかかって、荷物を改めさせられて、肩こり用のアンメルツのような金属の容器が爆発物に見えたのだろうか、毎日持って歩いているものなんだけれど、飛行場での検査は想定していなかった。
天候が悪く、飛行機が遅れている。 高知行きは思いっきり遠くに待合室がある。 早めに待合室にゆく。
大阪駅新ホームとちがって、ちゃんと椅子がある。 当たり前だが大阪駅がおかしい、といまだに怒っているのは先日のブラタモリでも大阪駅新ホームが写ってやはりまだ、椅子が設置されていなかったからだ。
外を見るとプロペラ機だ、これも久しぶりだ。 ボンバルディーとのこと。
やはりこの飛行機なんだけれど、傘を差してゆかなければならない。 傘を差して水溜りを避けながらタラップを上がり飛行機のドアのそばで傘を畳むなど初めての経験だ。 しかも、傘を機内まで持ち込んで。
滑走路の順番待ちが長かったけれど、やっと離陸。 加速しているのがジェット機とは違い大丈夫かなというほどの速度。 まあ、速いことは速いんだけれど、何となく心配。 なんとかテークオフして地面を離れた。 天候が悪いのですぐに下界は見えない。 窓の外は真っ白。 そして、雲の中を通るので予想通り揺れる。
そのうちに、ヒヤッとするほど急に下がったり、揺れるは揺れるは、おんぼろバスなどの比ではない。
機長から、「只今揺れていますが飛行には心配ありません」と放送があり、何となく安心するが、「気分が悪くなられた方は袋を用意してあるので早めにご使用ください」。 見ると袋が3つも用意されている。 揺れることを想定してか。
この揺れで1時間はきつい。 どうなることやら、と思っていると水平飛行に入ると揺れはずいぶん少なくなった。
高知龍馬空港は以前にも行ったことがあり、四国山地を通り越してかなり急降下で太平洋に出て海から空港に入る。 それを思い出していて、かなり急降下するだろうと思ったがそれもなく、雨の中に海岸線が見えてきた。 もう着陸寸前だ。 多分、雨雲を避けて遠回りしたとの事で、四国山脈は越さなかったのだろう。
ということで、無事高知空港にランディング。 こんどはボーディングブリッジがあり、傘を差さずに空港に入れた。
行った先は、牧野植物園。 朝ドラ、らんまんの牧野さんの植物園だ。
雨だが園内にはこういう屋根のある通路があり、ほとんど傘を差さずに歩ける。
山の上にあり、晴れていれば景色が良いのだろうけれど、この先には桂浜がある方向。
シダにはこういう絵が掛けられていたり、至る所に絵がある。
牧野博物館もあり、博士のいろいろなものが展示されているが、撮影禁止。 植物を新聞紙などで挟んで山のように置いてあったが、そういう中で生活していたのだろう。 なにせ、お金には頓着ない人で、実家がダメになったあと、貧乏生活をつづけたそうだが、歴史はテレビで見れば良いだろう。
植物園なので植物が山のようにあり、名前も書いてあるがとてもじゃないけれど覚えられないので、たくさんあるなーというのが感想。
温室もあるのです。
温室入り口。 不気味です。
温室なので南国の植物が多く、それも背が高いものも沢山ありました。
植物園の地図です。 これを見て歩いたのですが、山なのでかなり高低差があります。 だから、正門から入って中門から出る事。 逆だとかなり歩くのがきつい。 レストランは中門にしかありません。 南門は使用不可。
はりまや橋から市電で県庁前に。 市電は良いね。
この旅館に泊まったんだよ。 実は安いホテルを予約していたんだけれど、前日ホテルから電話があり、事情があって部屋が使えないので他の施設を用意したのでそちらに泊まってください。 価格は同じすから、との事。
この旅館は、山内容堂の自宅跡で、当時の庭の周りにホテルの部屋を建てた由緒ある旅館だ。
ここに、泊まれる。 フロントで名前を言うとすんなり部屋に通してくれて、もちろん追加料金なし。
もちろん、ここの料理なので元のホテルの料理よりはるかに立派。 しかも温泉もある。
この旅館のお庭の中に、はりまや橋があった。 これは旧はりまや橋を移設したものらしい。
ということで、雨で飛行機が揺れたけれど、最後は大儲けの1日でした。
明日は列車で帰るけれど、それも素晴らしい旅で、つづきます。