ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

第98回 PGA Championship  最後のメジャー  初メジャーを勝ち取ったジミーウオカー 

2016-08-03 | 危うい日本のゴルフの世界

ジミーオウカー、念願のメジャー、初優勝!!!

98回目のPGAの王者に、静かなる男の優勝だ。

何という清々しいchampionだろう!!! 心が洗われるようなジミーだ。

                       

 

ジェイソンデイの追い上げは、尋常ではなかった。ただ、ジミーがラッキーだったのは、デイが自分より一組前に回っていたので、自分の位置が常に理解できた点である。不順な天候で、いやがおうにも、選手を悩ませる集中力の勝負である。全英のタイトルをフィルミケルソンと歴史に残る名勝負を演じ、競り勝ったヘンリクステンソンは、この全米プロでも、優勝戦線にいた。最後の69ホール目あたりから疲れと集中力を切らした。粘り切れなかったのだ。ジミーは、最初から完全なクルージングをして、自分の才覚を信じ、一歩また一歩と確実にホールを熟した。コーチに頼んンだブッチーハーモンが、いつもそばにいた。自分から、丁寧にブッチハーモンに頼んだという。ブッチーがゴルフレンジも、見ながら、スイング調整をしていたから、狙いは、全米プロのメジャー獲得が自信につながっていたのだろう。

ジミーは、このコラムの常連の選手だが、言わずも知れた天文学に焦がれて余念がない。スコープから覗く天体は、彼には、天国のゆりかごに見えるのだろう。家には、天文台と名付けていいほど、でかい素晴らしい施設を持っている。学者が、うらやましがるほどの完璧の施設だ。天体から見ると、ゴルフなど、小さすぎて、気にならないかもしれない。実際、宇宙から見れば、太陽系の一惑星の地球が、いったい、どこに存在するのかも確かめられないほど、小さなものだ。ジミーは、精神的にも、落ち着きはらって、ゴルフを処理しているのは、見事だ。このバルタスロルのむつかしさは、グリーン周りにある。50ヤードからの攻めは簡単ではない。ジミーは、パットもよく決めた。ショートゲームは、」この大会では、トップに君臨したはずだ。

松山英樹は、The Players Championship,全米オープン、全英オープンと決勝進出を阻まれただけに、このたびの全米プロは、どうしても決勝進出がカギとなった。クラブも変更前のクラブに戻した。その結果、距離は落ちたが、80%以上のパーオン率を記録して、堂々、4位タイについた。優勝は、伸びたが、

まずは、これで上出来と言っていいのではないか。つまり、英樹に必要な戦える自信を取り戻したからだ。ツアー中にクラブを変更した選手など、聞いたことがない。新スリクソンは、実に素晴らしい。だから、じっくり、ツアー終了後に、再度、挑戦してもらいたい。今のドライヴァーを軽く20ヤードはおいていくから、自分のゴルフの感覚が追い付いていないのだ。ゴルフクラブとは、そんなもんだ。パター以外に変更するときは、オフシーズンにやるべき仕事だ。今年は、英樹は、優勝は可能であるといっておこうか。死角は、パっテイングだけに絞られる。全米プロの彼のトータルゲームを振り返り、パットさえ決まれば、16アンダーが視野に入る。つまり、メジャーを取っているのだ。まー、先輩の遅咲きに、譲るとして、4位の成績は、記しに値する。あっぱれ、である。

ジェイソンデイは、世界一のゴルフをした。ただ、ジミーと一緒にラウンドしないから、プレッシャーを与えることができなかった。彼は、世界一のゴルフをしている。誰が見ても、その地位は、そうやすやすと破れないほど、確実性があり、タイガーの強い時を彷彿とさせる場面が、多くあるのは、間違いない。

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正しい歴史認識 43 日本人は、誇りと自信をもって、世界に語ろう! 寡黙は理解されない!!

2016-08-03 | 日本時事新聞社

国連が世界に広めた「慰安婦=性奴隷」の嘘

ジュネーブ国連派遣団報告(自由社)

藤岡信勝編著

第7回:第二章 世界に広がった「慰安婦=性奴隷」の嘘

3.ドイツにおける慰安婦報道の論調

川口マーン恵美

 

 古賀 剛大 様

 慰安婦問題が、外国で暮らす日本人にとって、どれほどの苦難をもたらしたかは、おそらく日本にいる人たちにはわからないと思う、と筆者はいいます。

 慰安婦とは何かということをはじめ、日本と韓国との過去の関係、現在の巻関係、そして何より、この問題において朝日新聞の果たした役割と、誤解が歩き出した理由を説明しなくては、ドイツ人に慰安婦門の背景を十分に理解させることは不可能です。何しろドイツのメディアは、まったく誤った情報を一方的に、あたかも疑いない真実であるかのように伝えているからです。

 たとえば、2014年11月18日のフランクフルト・アルゲマイネというドイツの一流紙は、東京特派員の次のような記事を載せています。

 

歴史の曲解「日本がアメリカの教科書の訂正を求める」

  日本の暦修正主義は、新しい段階に突入した。

  外務大臣はアメリカの歴史教科書を修正させるつもりだ。

  しかしそれは、歴史研究の現状への抵抗に過ぎない。

 日本が、戦時中の自国の残虐行為の無かったことにするために、外国の教科書にまで明らかな圧力をかけたのは、これが初めてだ。岸田文雄外務大臣が、火曜日、東京で語ったところによると、日本政府は歴史家Jerry BentleyとHerbert Ziegler の書いたアメリカの歴史教科書を批判した。そこには、日本軍が、東アジアの20万の女性を、前線の売春所で強制売春したことが期されている。(以下略)

 

 ひどいものである。歴史事実と違うから、と言って抗議していることなど一切ふれられず、まるで事実隠ぺいを図ったかのような一方的な書き方です。

 こんなことを言われる原因を作った、朝日新聞と日本政府の責任は、どうしてくれるといいたいところです。ドイツだけではないのです。

 

 日本語原文: http://hassin.org/01/wp-content/uploads/TheUNsGloba7.pdf

英訳文:URL: http://www.sdh-fact.com/book-article/769/

PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/UN-Sex-Slave-Report-Chapter-2.5.pdf

 

海外には、下記の通り英文で発信しました。

 

平成28年8月3日「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木弘道拝

http://hassin.org

 

“Sex-Slave” Report: The UN's Global Hoax (Jiyu-sha)

― Report from Japanese Delegations to the UN in Geneva ―

written and edited by Fujioka Nobukatsu,

Visiting Professor, Takushoku University

No.7: Chapter 2 The Fiction Equating Comfort Women with Sex Slaves Spreads throughout the World

E. The tone of German media coverage of comfort women

By Emi Kawaguchi-Mahn

 

   The author writes “It is unlikely that residents of Japan proper know much distress the comfort-women controversy has caused Japanese nationals living in foreign countries.”

   It is nearly impossible to educate Germans about the comfort-women controversy. There are so many aspects that must be explained, including who the comfort women were and what they did, and past and present relations between Japan and Korea. It is of paramount importance to shed light on the Asahi Shimbun’s role in the controversy, and why a false report ended up taking on a life of its own. Unfortunately, the German media ignore these aspects of the controversy, focusing instead on horror stories, and the “sex-slave” tragedy.

   The following article appeared in the Frankfurter Allgemeine, one of Germany’s leading dailies, as an example:

 

MISREPRESENTATION OF HISTORY: JAPAN DEMANDS  CORRECTIONS TO AMERICAN TEXTBOOKS

 

Historical revisionism has entered a new phase: Japanese foreign minister intends to effect changes in US textbooks. This is nothing more than resistance against the current state of historical research.

For the first time Japan is exerting pressure on foreign textbooks in order to whitewash its atrocities during World War II. In a statement made on Tuesday in Tokyo, Foreign Minister Fumio Kishida said that the Japanese government had criticized an account in a history textbook used in the US. The authors are historians Jerry Bentley and Herbert Ziegler, and in the account in question they maintain that the Japanese Army compelled 200,000 women to serve as military prostitutes in East Asia.

 

   The reporter has no doubt about the illusion that the Japanese Army compelled 200,000 women to serve as military prostitutions in East Asia. This situation was caused by Asahi Shimbun’s false article on the comfort women and the Government’s improper treatment of this issue--blame for responsibility to this misdeed rests with them.

 

Full text

URL: http://www.sdh-fact.com/book-article/769/

PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/UN-Sex-Slave-Report-Chapter-2.5.pdf

Author profile: http://www.sdh-fact.com/auther/emi-kawaguchi-mahn/

 

Questions are welcome.

 

MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman

for KASE Hideaki, Chairman

Society for the Dissemination of Historical Fact

Phone: +81-3-3519-4366

Fax: +81-3-3519-4367

Email moteki@sdh-fact.com

URL http://www.sdh-fact.com

 

 Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.

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