危険の度数が、限りなく上昇し始めた日本と中国、今日も尖閣諸島に230隻の漁船と公船(武器と弾薬保有)が、ここは、日本国ではなく、古来中国のものだと勝手に言い張り、」堂々たる進軍だ。日本の民間は、ただ、信頼性が乏しい4大新聞や営利第一主義のテレビ局などの空気を抜いたニュースにさほど、危険性はないのだと誤解して関心が薄い。(一発触発)の両国関係は、このままでは、終わらない。アメリカの傘の下で、安全と高をくくっている日本は、尋常ではない。アングロサクソンに代表される世界資本主義は、裏では、中国の影の資本家たちと数世紀にわたって、強いパイプがある。中国が威力を喧伝すればするほど、日本の防衛力は、アメリカから高い武器やオスプレイをはじめ、近代戦争に役に立つ兵器を仕入れて、万全の配備をしなければ、国が持たない。
尖閣諸島は、魚釣台(中国名)と命名し、中国の所有だと言い張る。日本に文句をつけられるいわれはないと高飛車に出る。そのうち、戦闘機や爆撃機なども,南沙や西沙諸島のように、たとえ、国連が勧告しようとも、自分の領土と決め込み、武力を使っても、我が道を貫徹する構えだ。
記者は、こう思っている。つまり、中国は、経済力がついて、大国意識を持ち始めたのは、いいとして、あまりにも、せっかちに、国威を世界にン表現しすぎたと断定する。習近平が統領になって、路線が中華思想の原型を模索した結果が表面化しているのである。あくまでも、民主活動は、抑圧し、人権活動家は、牢獄の主になってしまう、世論にしてしまったのは、世界の平和を危うくする共産一政党主義に悪弊である。
一国二制と香港が英国より、100年経たので、還ってきたときの江沢民の』演説は、見事に的を得て、香港は、民主的な政治経済の自治区として世界平和に貢献するとも聞こえた.しかし、其の杞憂は、いつにまのか、事実となって、』香港の民主思想を阻害した現在、活動家は、鳴りを潜めずにはいられない立場にある。なぜなならば、彼らの安全が、どの国に行っても、保証されるようになっていないからだ。アメリカに逃げ込む、政治亡命、これもまた、難問題である。
日本は、政治亡命を認めるだろうか。彼らから見ると、日本は、体当たりをくらわして事件になった(漁船が海上保安庁の船に激突)人間を英雄にして中国に返した馬鹿さ加減の政治があるから、日本政府を信用していないのである。逃避する亡命者には、きわめて、信用の薄い日本なのである。
真実を伝えようとしない報道機関、言えば、パニックになるからと、日本と中国が戦争になれば、どうなっていくのか、理論づけで説明をしている報道機関は皆無である。OLYMPICのジカ熱で、大騒ぎするくせに、それと比較にならない日中間の起こりうる戦争に背を向けて、国民に説明も警鐘もない。
国家を守るのは、警察でない。国家を守るのは、国民の義務なのだ。あなたは、国家のために、命を投げ出す覚悟はできていますか。しかし,無知の中で、命を投げらるものでない。もっと、国家は、危機管理を国民に丁寧に説明すべき時にきているのではないか。
日本時事新聞社 デスク 古賀剛大