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今年の女子プロ総決算

2019-12-02 | 危うい日本のゴルフの世界

2019 女子プロ総決算

MVPは、鈴木愛だと記者は選んだ。それは、プロ精神を全うしたからだ。


日本女子プロトーナメントの最終、30名が覇権を争う興味深い今年の総決算の大会が宮崎で幕を閉じた。

優勝は、二年ぶりに、ベテランの技術と粘りを遺憾なく発揮した鈴木愛に決まった。2019年度、追いこみに追い込んだ鈴木の善戦、9割がたは、申ジエに冠が来ると思っていたが、鈴木の猛追と渋野日向子の攻撃的プレーに押されたか、申ジエが最終段階で、指の故障か、スコアが伸びず、最終戦、リコーカップまで賞金女王が決まらなった。

今年の黄金世代のといわれる若い20前後の選手の台頭が著しく、これまで活躍した著名な選手が、引退を余儀なくされた。諸見里、佐伯、一ノ瀬、大江などが引退である。また、笠りつ子が、引退をほのめかしたり、物議を醸しだしたのも、黄金世代やプラチナ世代の優勝が、10人以上も出てくると、ベテラン勢もおちおちしていられぬ群雄闊歩のサークルのなかでプロ意識に初めて目覚めたのではないか。記者は、イミ二ヨンや小祝さくらの完成度の高いスイングが、トーナメントを熱くすると思考していたので、二人の活躍は当然と位置付けていた。渋野は、今年の全英メジャーで日本人、42年ぶりに勝利し一躍世界のランカーとなり、日本では圧倒的人気を博した。来年のリンピックを控えて、誰が代表になるか、興味津々というところ。アメリカで活躍する畑岡奈紗は、国内4大大会のすでに最年少3勝をしてオリンピック合格選手である。渋野日向子の全英覇権は、女子プロの世界を驚異的な改革になってきて、同年代やゴルフが浅くても頂上にたどり着くのだという意識を持たせたのが今年の結末だ。若い20歳前後の選手で、なぜ、活躍ができるのか、と問うときに、すでに15年のキヤリアーがあり、ベテランと対等のゲームができるに因がある。だから、ところてんのように、押し出されるベテラン選手が増えるのはは当然である。韓国勢も相当に選手の入れかえが激しく、日本3年目のぺ、ソウウンが筆頭に立ち、他の韓国選手をふるいにかけて勇ましい。


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