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國際事情と日本国家の在り方、  もっと深く中国を研究せよ!!(4)

2017-08-28 | 記事

「中国ガン・台湾人医師の処方箋」(林 建良著)



セントジョセフ国際大学 

国際社会工学部主任教授

古賀 剛大 様

 

中国の本質を知る最高の解剖学とその処方箋が本書に掲載されています。

皆様にその全貌をこれからご紹介していきます。(茂木)

 

その11

 

【中国ガン】増殖し続ける中国ガン細胞

 

またガン細胞の無限増殖は、中国人の人口増加を思い起こさせる。中国の現在の人口は十三億五千万人と言われるが、統計数値だけではわからない。統計からもれている戸籍のない世帯「黒戸」(ヘイフー)を含めれば、さらに一億人や二億人は上乗せされる。一人っ子政策を採っていても、増殖はとどまることを知らず、これで一人っ子政策がなければ、無限増殖を続けるだろう。

今の中国は対外的な資源の争奪戦を展開しているが、アメリカのエネルギー情報局(Energy Information Administration)の統計によると2010年度の中国エネルギー消費は世界の四十六%も占めている。しかも、毎年八%以上の経済成長を維持していくというのだから恐ろしい。

この一事を見ただけでも、中国による「和諧世界」(調和のとれた世界)の呼びかけなど、単に各国の警戒心を弱めるための詐術にすぎないことがわかる。中国のおかげで、地球はすでに「忍耐」の限度を超えているのだ。

中国ガンのモザイク現象

中国国内の状況はガン細胞のモザイク現象そのものだ。貧富の格差の問題、犯罪問題、環境汚染問題と言った共食い現象がそれである。朱鎔基首相は在任中、「中国では一%の人間が五〇%の富を占めている」と指摘したが、その数年後の統計によって「〇・五%の人間が富の八〇%を独占している」ことが明らかになった。このように貧富の格差は急速に拡大しているのだ。

これは中国の公式統計の数値だから控えめなものだが、この国の二億四〇〇〇万の人間は二ドル以下で一日を生活しているという。その内の一億数千万人は一ドル以下で暮らしている。つまり、中国のGDPは上がっているわけだから、貧富の格差はとてつもなく大きく広がり、これはまさに均一性を欠いたモザイク現象そのものだ。
それに加えて「転移」もある。毎年、数百万人規模の中国人が世界各地に散らばり、各地で秩序を崩壊させている。中国はまさにガン細胞そのものなのだ。
だが、問題は日本人はじめ世界の人々にこの認識があるかどうかである。

中国は地球に巣食うガン細胞

たとえば「チャイナ・ウォッチャー」という医者が一〇人いるとすれば、九人はこの中国という名のガン細胞を見ても「大丈夫だ」と診断する。つまり「これは育ち盛りの少年だから、どんどん栄養(資本と技術)を与えればいい」「今は暴れん坊だけど、まだ心と体のバランスがとれていないだけ。いずれ知的成長をともなって、いい大人になるだろう」などと言っている。

ところが最近、「これはガンではないか。この行動は異常だ。いくら待っても正常にならない」と考える医者も出てきた。

これを問題視する医者は増えてきたが、まだ病院で診察を続けている段階で、様子を見ようという態度をとっている。すでにガンが発生しているのに、これをどうやって治療するか、その方法を見つけた医者はまだ一人もいない。

中国はいずれ責任ある大国になるだろうという甘い期待が日本にはある。しかし、それはまだ中国がガン細胞であることを知らないからだ。また、中国ガンが人類全体に危機を及ぼし始めていることも認識していないからに違いない。

ガン細胞を放置するとどうなるかは医者でなくともわかる、ガンを放置してよいとは誰も考えていない。

医学の世界では正しい診断が何より大切なのだ。それによって初めて治療ができ、人命が救われる。中国問題も同様である。中国は地球に巣食うガン細胞であることをまず直視することで初めて中国問題の治療法を確立できるのだ。

60万読者へ

アジアの安定が、まさに崩壊の一歩手前、調和が不正脈のように、揺らいでいる。北朝鮮の応援団は、ロシアと中国である。ロシアは、共産主義を脱して、民主的政治に目標を変えて、資本主義国家を目指して、アメリカに強い対抗潜在意識を高揚させている。プーチンは、日本を理解しようとしても、サイドが許さない。中國は、一国二制という代名詞に混在薬を入れて、共産主義の旗印を北朝鮮と同様に世界に喧伝している。アメリかが、政治の素人を統領にして、中国やロシアにうまくあしらわれている現状に、日本は西側と自負するならば、素人統領をしっかり、教育的指導で支えるのが筋である。

なぜならば、日本が、事実の独立国家であると、世界的外交を全方位でいまこそ、進める必要があろう。

                       日本時事新聞社 デスク  古賀剛大


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