ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

賭博産業とゴルフの世界 

2013-04-27 | 危うい日本のゴルフの世界

合法的賭博産業の筆頭は、パチンコ産業であろう。

せめての国民の娯楽を否定するものではない。それについては、合法的であるがゆえに、非難を表面化する事態、論を挟むには、無理がある。

記者が杞憂するのは、スポーツの最高位と言われるゴルフで、この賭博産業に買収されたゴルフ場が日本国全体で10%に上る可能性が現実味を帯びているからだ。資金的な問題がないことから、倒産しなければ、いいじゃないかと、いう刹那的解釈で、紳士的スポーツを蹂躙させるのは、50年後には、臍を噛み、日本の常識が非常識になる由々しき世界的問題になるからだ。

いくら、警鐘をならしても、ゴルフの真意を博打産業に追い込んだゴルフの関係者の非常識は、許されてはならないだろう。国技館、大相撲などを、賭博産業が買収したとなれば、どう考えますか。天皇賜杯は公認ですか。

ゴルファーは、ここに気づいていない。ここまで、追い込まれたゴルフ界の責任は、われわれゴルファーにある。法的整理を外資に求めた結果、300以上のゴルフ場が金権主義の旗印に降参し、ゴルファーは、地獄に落とされ、加えて、デフレザウルスに食い込まれ、手足をもぎ取られた。ゴルファーが、救済されたとは思わない。ゴルフも博打産業の枝種と位置付けられては、すでにスポーツの極意は、喪失して情けない。

ゴルフの世界に、賭博産業が入り込む隙を作ったのは、何だろう。博打産業が、ゴルフ界に押し上ってきたのではなく、ゴルフ界が博打産業に押し下がったのである。ゴルフ界が、紳士面するのは、止めたほうがいい。すでに、賭博博打の世界に入りこんでいるのだ。

国家的戦略で、ゴルフ界が蝕まれていく状況を看過するは、すでに日本国の常識は、ないものと考えたほうがいい。金さえあれば、非合法でない限り、灰色でも、なにをやってもいい、許すという隷属公認主義には、反論は唱えないのか。

デフレ脱却を目的とした経済が、目前である。国家的戦略で是是非非でゴルフ界の襟を正したい。パチンコとゴルフの類似点は、どちらも、球を穴に入れることだ。パチンコも球技といえて妙だ。

後援団体;

全国消費者国民運動連絡協議会

国際ゴルフ記者クラブ協会

全国オンブズマン連絡会議

全国ゴルフ会員の権利を守る弁護士団シンポジューム

全国メデイア報道384社連絡会議

太平洋クラブ被害者の会

日本時事新聞社

 


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