遼、いよいよ、来期への旅たち
遼は、確実に腕前を上げて、ツアーの顔として、米国本土にも、多くのファンができた一年である。本人は、もどかしさを感じながら、一年間を戦って現在に至っているが、記者は、何度も書いているように、じっくり行こうと、急ぐ必要は、年齢から判断して、ないと思っている。集大成へ向かう実力と可能性は、誰よりも秘めているので、心配の必要も、またないのである。第一章では、二年間、シード権を毎年、権利内に自分をとどめ、第2章の門を開いたとことに、記者は、飛躍の来季になると確信をもって断言する。現在、試行錯誤でゴルフの技術を向上させているが、一打、一打の確実な分析ができているから、ゴルフを全体を読めるレベルの高いところまで、遼は、達していると思う。
同期クラスのマクロイ、ファーラー、スピース、少し、年上のデイなど、強烈な印象を与えて、タイガーを代表としたベテランを脅かしているのは、周知の事実だ。遼は、上記、ヤングライオンの仲間に、少なからず、入っていくという印象を与えているし、英樹の活躍に押されているが、この二人は、番外と考えたほうが無難である。遼は、勝ちだすと、止まらないと、言っておきたい。遼は、完全に、大人のゴルフを身に着けた第一章の終了と記しておきたい。
デイのメジャー一勝は、特別な意味を持っており、メジャーに最も近い男が、男になったのだから、ほかのものは、文句のつけようがない。
180ヤードの強烈なラフから、グリーンまで、運べる力は、今の日本選手には、ない。経験を積まなければ、達せられない技術である。
このラフを見てもらいたい。我々だったら、フェアウエイの戻すのが、精一杯であろうか、
英樹にとっては、プレーオフシリーズ、第2試合、ドイツバンク選手権、Fedex cup 100位までが、70名に向かって、凌ぎを削る。
photo:PGAtour /D.B.C/wgpca/Deutsche Bank Championship
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