ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

2015 謹賀新年 !! 我々は、世界にどう貢献ができるか、 2

2015-01-04 | 危うい日本のゴルフの世界

                    謹 賀 新 春

5日、女子の世界の台頭

7日、今年のマスターズ、その1

ブログ開始します。

皆様は、どんな正月を迎えられましたか。ご一報いただければ、幸甚です。

CGDG@Live.jp まで、およせください。住所があれば、一本のテイで3年間、使えて

無くならない優れものを送ります。

                    

 

緊急報告として、日刊現代・1月4日号で、丸山茂樹のゴルフ界の危機に関して、警鐘を鳴らしている。いかに、組織が胡坐をかいて、前進の努力を懈怠したかを痛烈に批判している。丸の勇気と日刊現代の報道に感じるとところが多く、参考に一部を掲載させていただいた。


■日本人プロは圧倒的にパワー不足

――では米ツアーで戦える選手は日本にどれくらいいますか?

 ほとんどいないでしょう。英樹と遼以外は厳しいです。「チャンスがあるなら、行ってこい。行くだけ行って、見てくることが大事だ」とは言います。じゃあ、米ツアーに定着して活躍できる選手がいるかといえば、残念ながらいません。なぜか。技術とかは関係ありません。今の時代はパワーです。日本人選手はパワーが圧倒的に足りません。パワーですべて押し切られてしまう時代です。ボクは英樹みたいにロングアイアンでパー5を2オンできるパワーもなく、安定感にも欠けていました。

 ただ彼らより秀でているものがあったとすれば、ゴルフ力の高さでした。今の若い外国のプロたちが、そんなに能力がなくても上位に行けるのは進化した道具があるからです。ボクらはパーシモンドライバーでゴルフを覚えて、テクニックが求められるマニュアルを操作しながらコントロールしていた。今は道具が目覚ましく進化した。クルマに例えるなら、シフトチェンジボタンがついたハンドルを持って右、左と運転すればよくなった。要するにフィーリングゼロの時代。進化した道具にキチンと対応できてパワーがある人間が上にいく。

――人気低迷の原因は?

 ゴルフだけを見たら、今のメンバーたちも確かにうまくなっている。しかしジャンボ尾崎さんほどの面白みがあるかといえばない。青木功さんみたいな魅力があるかといえば、それもない。見ていて面白くないっていうのは、何でなんだろう、みんな気づいているだろうか、ということです。

――AONの後を継いで、丸山プロが牽引すべきだったのでは。

 責任の一端は感じますが、ジャンボ尾崎さんが健在の時に米ツアーに参戦したので、後継者が出てこなかったのは残念です。ボクも当時すでに31歳と若くなかったので、体力的にも1年間フルに米ツアーで戦って、日本ツアーに戻って試合に出場できる余裕がなかったというのが現実です。ボクが日本ツアー空洞化の原因と言われればそれまでですし、実際、「丸山がいないからだ」って、あの当時よく言われました。

■日本ツアーは早急に組織改革を

――ツアーに対する注文はありますか。

 山ほどあります。例えばスポンサーに対するホスピタリティーなど問題はたくさんあるのに、実行力、行動力、スピードがない。営業も含めて、問題解決に向け何か考えているのか、話し合いをしているのか、努力しているのか。日本に帰ってきて2年間理事を務めましたが、ボクが米ツアーの経験をもとに提案したことがひとつも議題にのらなかった

また米ツアーでは優勝者は試合会場に出入りできるツアーバッジをもらえるのですが、日本ツアーではシード権を失った時点で、もらえない。ボクがテレビの仕事で会場入りすると、入り口で係員に止められました。なぜ止められなきゃいけないのか、何のために20年間ゴルフ界に貢献してきたのか、ツアー自体が選手を軽んじている。リスペクトが感じられないのです。若い選手に夢を与えられるように、早急に組織改革をすべきです。

――日本ツアー2015年の大胆予想をお願いします。

 14年シーズン以上に苦しくなると思います。選手一同が本当の危機感を持つ節目の年になる。というのはシーズン20試合を欠けると、世界のツアーから外されるのです。ワールドランクのポイントがなくなるんです。日本ゴルフツアー機構や選手は本当に気づいているかどうか。もともと世界からいうと、何で日本はあんなにポイントが高いのかって言われてたぐらいです。再出発か滅亡かの危機感を持って欲しい。節目ということをみんなで再確認しないといけない年になります。

丸は、日本ツアーがなくなるのを危惧しての忠告と警鐘、選手の中に、言論を吐ける人物がいることに、感謝する。ツアー競技が、今年、24試合。後、5試合、減少すると、日本ツアーは、世界公認ゲームには、ならないのだ。丸、ありがとう。アメリカツアー。3勝の日本人だから、重みのある発言だ。

www.thegolftimes.net

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日本時事新聞社

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