関西に取材に行った際、新神戸駅で見つけた土産物。
思わず爆笑。北海道の有名な焼き菓子「白い恋人」をパロった「面白い恋人」という名のお菓子。大阪の新名物と謳っている。これだけでボケ・ツッコミが完結している。さすが関西。
神戸市北区にある弓削牧場を取材で訪ねた。六甲の北側、住宅地が途切れた標高400mくらいの場所に、いきなりという感じで現れた弓削牧場。
「住宅地に隣接した所に牧場があるなんて」と驚いたのだけど、おそらく弓削牧場が開設された当時、周辺は何もない山麓だったに違いなく、あとから開発が進んで住宅が迫ってきたのだろうから、正確に言えば「牧場のこんな近くにまで住宅開発が進んだなんて」ということになるのだろう。
ここでは搾乳した牛乳を出荷・販売しているだけでなく、早くからチーズ作りを始め、フレッシュチーズやカマンベールチーズを作っている。
また作りたてのチーズでオリジナルのチーズ料理が食べられるレストラン「ヤルゴイ」を併設しているのだけど、ここのチーズ料理が美味しかった!
ランチセットの「おひとり様用チーズフォンデュ」「ホエーシチューセット」は格別だった。
カマンベールチーズを惜しげもなく丸々1個、レンジでチンするチーズフォンデュには脱帽だった。カマンベールの上面をそぎ、自家栽培・自家ブレンドのハーブを加えたあとにレンジでチンしただけだというのだが、ハーブとチーズが絶妙のコンビネーションでコクと風味がうまく引き出されている。旨ーい!
ホエーを使ったシチューも程よい酸味が効いていて、さっぱりと美味。いくらでも食べられてしまう。
フレッシュチーズにカボスを搾り、たっぷりのオニオンスライスとオカカを乗せたあとに醤油をかけて食べる「生チーズの冷奴風」も、チーズフォンデュ同様、アイデアの勝利。生チーズと醤油、合うんですねえ~。
お試しあれ。生チーズの冷奴
生チーズとコールドビーフを挟んだベーグルセット
オリジナルチーズプレートは弓削牧場製チーズをあれこれ味わえて、楽しい。ウォッシュタイプのチーズが好きな人には、熟成された旨味のある白カビのチーズ「プチタロウ」はおススメ。
お料理も美味しく、自家農園の野菜やハーブ、ホエーの石鹸などお買い物も楽しめて、緑豊かな風景も美しい、大変心地よい所でした。
コーカサス地方からヨーグルト菌を持ち帰り、一時期「カスピ海ヨーグルト」ブームを巻き起こした家森幸男先生にお会いするためである。
お忙しい方で、取材時間が10時から1時間半と決められていたし、終了後は速やかに京丹波に移動し、もう1件取材することになっていたため、なんとしても10時までに現地に入らなければならない。
というわけで、島根取材、北海道取材に続き、最寄駅からひとつ先の駅を朝5時27分に出発する羽田空港バスに乗ったのだった。
このバスに乗るには5時6分の始発の電車に乗らなくてはならず、それに乗るためには家を4時45分には出なくてはならず、その時間に家を出るためには犬たちの散歩やエサやり、身支度を考えると3時半過ぎには起きなくてはならないという「早起きは三文の徳」を地で行くスケジュールをこなすことになる。
こんなに早く起きたのだから、いったいどんな「三文」が待っているのか。
家森先生のお話は、こちらが口をはさむ余地まったくなしというハイペース・マイペースの進行で、インタビューというより講義でした。
健康維持に大切な栄養素がタウリンとマグネシウムであることを解明した経緯や25年間で61地域の人々のオシッコを集めて研究したお話は面白かった。更年期以降の女性に必要な食事の内容なども今後の為になった。その内容はいずれまた。
これからその原稿を書かなくちゃいけないので、先にここで書いてしまうわけにはいかないのだ。
先生が最近上梓したご本を頂いてきた。朝日文庫の新刊『遺伝子が喜ぶ長生きごはん-タウリンとマグネシウムの健康パワー』。ほぼこの本の内容をお話下さったので、興味のある方は読んでみてください。
農林水産省の広報誌であるから、取材先が地方の農山村漁村になることは分かっていたが、観光では決して行かないような所に行くわけで、それはそれですごく面白いのだけれど、「またこんな所に来ちゃったねえ」といく度となくつぶやいてきた。
名寄は「餅米生産日本一の町」だそうで、町ぐるみで「餅」を前面に押し出し、道の駅でも餅がらみの特産品やメニューが目白押しだった。取材中おなかが鳴ったらカッコ悪いので、現場に行く前に道の駅に立ち寄った。そこで食べたのが「餅かき揚げそば」。ごぼうとにんじん、角切りの餅がカラリと揚がっていて美味でした。
とはいえ名寄には「餅米」の取材で行ったわけじゃなく、写真の書籍で取り上げられている篤農家・夏井岩男さんを訪ねるために行ったのだ。
『北限のニューフロンティア』 これキャベツです。10kgくらいあります
夏井岩男さんは「夏の短い北海道で、いかに効率よく作物を生産し、収益を上げていくか。それには冬の間に綿密な経営計画を立てておく必要がある」と切に思い、独自の経営哲学で生産経営理論「リハーサル農業」を打ち立てた人である。逆に雪の閉ざされた冬の間が勝負なのだそうだ。お話はすごく面白かった。
「これ、オレが改良して作った『夏井大球(なついだいきゅう)』さぁ」と見せられたのが、写真の特大キャベツ。「まあ、扱いが大変だから、大きけりゃいいってもんでもないけどね」と夏井さん。
確かにね。でも見た目に反して大味ではなく、煮ても甘くて美味しいらしい。
そういえば、前日に会った金川牧場のオーナー金川幹司さんもそうだったが、北海道の人のしゃべり方は沖縄の人のしゃべり方に似ていて、語尾に「さぁ」がつく。
たとえば「○○やったさぁ」「そうしたほいうがいいさぁ」というように。もちろん沖縄言葉のようにまったく分からない方言で話すことはなかったけれど。「さぁ」にはちょっと驚きながらも、そのぬくもりを感じる語感が心地よかったさぁ。
が、犬舎の入口にかけられているカーテンをかき分けるように顔を出したのは、ホルスタインの仔牛だった。
パッチリとした可愛いお目目でこちらを見ている。人が近づくとミルクをもらえると思って、顔を出すのだな。
これは「カーフハッチ」と呼ばれる保育牛舎。
生まれてすぐに仔牛を母牛から離し、生後2~3カ月になるまでカーフハッチで育てるのだそうだ。
日本では子牛は母牛のそばで、ほかの牛とも一緒に、暖かい牛舎内で育てられるのが一般的で、仔牛をすぐに母牛から離すのは可哀想だとみんな思っているという。私もそう思っていた。
けれど、金川牧場のオーナーである金川幹司さんは若い頃、アメリカで酪農を学び、このカーフハッチを採用したアメリカ式の飼育法をいち早く導入した。
生まれたばかりの仔牛は抵抗力が弱いため下痢や肺炎などにかかりやすいので、1頭が病気になれば簡単にほかの仔牛に感染してしまう。それを避けるためと、より抵抗力のある体を作るために、真冬でも野外に設置したカーフハッチで飼育するのだそうだ。
もーちゃんたちも寒くて大変かもしれないけれど、世話をする牧場スタッフだって大変だ。雪の中で一日に何度かミルクをやらなくてはいけないだろうし、小屋の掃除もしなくてはならない。
カナダやアメリカなどの、耳やしっぽが凍傷になるくらいの厳寒の地でも、仔牛をこの方法で飼育しているらしい。たとえ耳やしっぽが凍傷になったとしても抵抗力がつき、薬いらずで質の高いミルクを出す牛になるんだって。
それにしても、仔牛の顔って、可愛いなあ。
その後、その予定が変わってしまったため、十勝に降り立つ必要はなかったのだけど、チケットを取ってしまったのだから仕方ない。
夕張郡にある道立中央農業試験場と酪農、肉牛の繁殖をしている勇払郡にある牧場の取材をするため、一路西に向かった。車が少ない無料区間の道東自動車道をひた走る。
途中、立ち寄った十勝平原PAにはだれが使用するのか、狭っこいドッグランが併設されていた。駐車場もさほど広くなくてドッグランは取ってつけたようだったし、施設もトイレと自販機しかなかったが、芝地は手入れが行き届いており、開放感があって気持ちよかった。
面白かったのがカメラを固定できる馬を象ったカメラ台。移動できるようにキャスターもついていた。これをズリズリと移動させてカメラを固定し、十勝平原をバックに記念写真を撮るといいんじゃない?ということらしい。
観光シーズンには行楽客の車でいっぱいになるのだろうか。この日停車していたのはトラックがほとんどだった。設置した人の思いは届くのかなあ。
直陸間近に見下ろした風景は、「これぞ北海道!」という風景。1枚の畑の大きさが本州のそれとは大違い。帯広空港は初めて利用する空港だった。空港ではヒグマのはく製がお出迎え。
今回は農水省広報誌のプロデュサーという肩書きのO氏が同行した。前日、札幌ではかなり雪が降ったし、道ではエゾジカの飛び出し要注意なので、一番重要な仕事として「レンタカーの運転」を担当するということで同行したのである。
が、もちろんサッポロビール園での「ジンギスカン&ビールぐびぐび」も重要な任務と心得ていたと思いますが。
前回、取材で北海道を訪れたのは2月だった。そのときは車窓から一面雪に覆われた大地しか見ることができなかったが、今回は農業大国・北海道の恵み豊かな広大な大地を眺めながらの移動。
開拓時代の人々に思いを馳せ、後部座席で一人感動しながら風景を眺めていた。
20日前に訪れた山陰の山が連なる閉ざされた風景を思い出してると、編集ゆうさんもO氏も「今、この胸のすくような雄大な風景に出会ったら、移住したくなる気持ちがわかる」と言っていた。
そうね。確かに「小さなことにくよくよしてても仕方ないじゃん」という気持ちになりましたな。
こんにゃく芋の産地として全国一を誇る群馬県下仁田町に取材に行った。そこで初めてこんにゃく芋畑を見た。知らなかった、これがこんにゃく芋畑だったなんて。
こんにゃく芋は一人前になるまで3年かかるという。
春、こんにゃく芋の種芋を植えると新しい芋ができ、そこから地下茎が伸びて、秋、小さなこんにゃく芋ができる。これを生子(きご)というそうだ。それを収穫して貯蔵し、次の春にまた植え付ける。
そして、秋に収穫して貯蔵。さらに次の春に植え付け、秋に収穫したものがやっと出荷できるというのだ。
種芋を植えてから3~4年目でやっと出荷だなんて、こんにゃく芋が植付けから収穫・貯蔵と、こんなに手間がかかる作物だとは思わなかった。
しかもこんにゃく芋は低温に弱くて腐りやすいため、収穫から植付けまでの保管がとても難しいらしい。
こうして、こんにゃく芋の栽培が思いのほか大変なことを知った。こんにゃくを何となく重視してこなかったことを芋畑に詫びたのであった。
そして、お詫びかたがた取材の帰りに、重量感たっぷりのぶりんぶりんした、まあるい手作りこんにゃくを買って帰ったのである。煮物にしたら、歯ごたえがあり、とても美味でした。
遠方取材の際には飛行機を利用するのだが、そういう手配はすべて編集ゆうさんがやってくれる。飛行機で出かける際、日帰りの往復チケットより指定の宿と絡める往復チケットのほうが安いということで、どうしても1泊することになり、1泊するからには2日間で何件かの取材をしてくるという「転んでもただじゃ起きない」タイプのスケジュールになる。
島根県の美郷町へは、鳥獣被害対策の事例取材ということで出かけた。十数年前にカヌーで旅をした江の川沿いの町に、再び出かけることになろうとは思いもよらなかった。
かつて「たたら場」が点在した山また山が続くつづら折りの道をひたすら走り、「おおちカヌーの里」がある美郷町(旧・邑智村)へ。数時間の取材を終え、再び松江方面に戻った。
米子鬼太郎空港(最近そういう名称になったらしい)の発着だったので、指定の宿泊先はその周辺。宿はいくつかの選択肢があり、ゆうさんが言うには、ビジネスホテル的なところもあれば、少し値段は高いが温泉旅館もあったという。
「せっかくなので、玉造温泉の旅館にした」とゆうさん。少し奮発し、規模・歴史ともに島根県下随一の玉造温泉郷の旅館を予約してくれた。いつもはツインでもホテルなら一人で泊まらせてもらうのだが、旅館なのでゆうさんとも同室。
旅館名は「華仙亭有楽」。平屋造りで、10畳と3畳ないし4.5畳の次の間付きの客室は全部で24室といったかな。なんと全室露天風呂付きという贅沢な旅館。
手入れの行き届いた中庭に面して廊下があり、何カ所かにゆったりくつろげるスペースが設けられている。そこではコーヒーや紅茶を勝手に呑むことができるのだけど、置かれているソファーや調度品が素晴らしかった。
生涯自力ではおそらく泊まることができないであろう高級旅館だった。いや~、いい思い、しちゃったよ。
漁師さんたちは、日本近海で漁獲されている身近な魚を、従来食べてきたようにもっと食べて欲しいと願っているわけで、そんなこんなを取材するために、和歌山県有田市の有田箕島漁港を訪ねた。
それまで知らなかったのだけど、有田簑島漁港はタチウオの水揚げ量が市町村レベルで日本一だそうで、箕島駅にもタチウオが縦になったモニュメントが立っていた。
「タチウオって太刀に似ているからタチウオだと思ってた。立って泳ぐからタチウオ?まさかね」なんて言っていたら、ホントにヒラヒラと立ち泳ぎをするのだという。まあ、頭上の獲物を捕食するときだけらしいけど。
箕島漁港は和歌山県の観光スポットにもなっているという。水揚げ風景が独特なのだそうだ。
早朝3時に出港した漁船は午後3時くらいから寄港し始める。漁港にはリヤカーを引いた老若入り混じった女性たちが待機。接岸した船からトロ箱に入れられた魚をガンガン下ろすと、リヤカーに乗せてセリ場に向かうのだけど、ぼんやり突っ立って見ているとぶつかってしまうくらい、たくさんのリヤカーがあっちからこっちへ、こっちからあっちへと行き交うのだ。
リヤカーには漁師さんの名前が書いてある。なぜか「カツジ」とか「タカオ」とか名前が書かれているのだ。同じ苗字の人が多いからなのかもね。
タクシーの運転手さんが「ここのお母ちゃんたちは威勢がよくて、気が強いんだ」。けっこう、けっこう。そうでなきゃ、漁師の女房は務まらないんじゃない?
廃棄されてしまう規格外の鮎から、魚醤を作っているということで取材に行ったのである。淡水魚から作られた魚醤油は世界でも類がなく、独特の臭いがない原次郎左衛門の「鮎魚醤」は、イタリアンやフレンチの有名シェフたちから、料理の旨みを引き出す隠し味として高い評価を得ているらしい。
現地で舐めさせてもらったけど、本当にナンプラーやニョクマムのように臭くなくて、さっぱりしていながら旨みを感じる醤油でした。
味噌・醤油の多彩なラインナップもさることながら、驚いたのが七色の「虹色ラムネ」。これは人気商品で東京新宿の伊勢丹などでも売られているとのこと。
聞けば創業当時からラムネを作ってきたという。味噌や醤油は作るのに時間がかかり、回転が遅い。とくに夏場の売上は期待できない。
ということで、夏場の収益を見込んでラムネ製造を思い付いたのだとか。十三代目当主であり、四代目社長の正幸氏はラムネを日本に初めて持ち込んだのは、あのペリーだと言っていた。その後、明治25年に日本でラムネブームが起こったのだそうだ。
「それでうちでも創業当時からラムネ製造をしてきたのです」と言って、社長は世界各国から集めたラムネ瓶や、今やもう国内では作られていない古いガラスのラムネ瓶が並べられたラムネ製造室を見せてくれたのだった。
本当は鮎魚醤のお話を聞きに行ったのだけど、どちらかというとラムネ製造や瓶の変遷、エピソードの面白さが強く印象に残った取材でした。
以前、博多に住んでいたことがあるというカメラマンさんの案内で出かけた店は、三光交差点近くにある「博多かね萬」。
生肉も有名とのことで、サガリ、センマイ、馬肉、ハツ、レバの刺身セットを注文。サガリというのは肋骨側の厚い部分らしい。初めての味。赤身で脂が少なく、さっぱりしていた。
生肉で精をつけた後は、自慢のもつ鍋、これが品切れなら帰っちゃう客もいるという焼きめしを食べ、もちろんビールに焼酎を飲みつつなので、かなり満腹であり、ホロ酔い加減で店を後にした。
「ここが中洲なのね」、初めて訪れた編集ゆうさんと私はそこいらをブラブラ。
川のほとりの遊歩道には屋台が並び、少し離れた所に何やら光るものが。なんとウナギ釣りの出店だった。
強面のおっちゃんがひとり、細い棒の先に付いた釣り針を操り、黙々をウナギを狙っている。店のおばちゃんは人懐っこい2匹のマルチーズを従え、タバコをふかしながらどこを見るともなく、無表情でイスに座っていた。
1回1000円。その場でさばくと料金500円追加。ウナギをさばくための使い込んだまな板とそこにしっかりと刺さった目打ち。本格的だ。
おっちゃんはしぶとくウナギを追っている。「1回100円だよ」なんていうヨーヨー釣りとは初期投資額が違うから真剣である。
ずうっと見ていたけれど釣れそうにないのでその場を離れたが、すぐ隣にも同じようなウナギ釣り屋が出ていた。
その店主もおばちゃんで、やはり小型犬を連れている。こちらはヨーキー。番犬? 小型犬はウナギ釣り屋のおばちゃんたちの大切な商売の相棒らしい。
酔っ払った観光客や出張に来たお父さんたちは、ここでウナギ釣りをするだろうか。仮に釣れちゃってさばかれても、ホテルに持ち帰れないし、そこで焼いてもらって食べるしかない。どうするのかなあ。
あのおっちゃん、釣れたかなあ。
まだ手元には届いていないけど、私が取材・まとめを担当したこの本が、昨日発売された(らしい)。
副題は「横浜ベイスターズ・村田修一選手と閏哉くんとの41カ月」。版元のTBSサービス出版部が印刷した宣伝用のチラシの内容は以下の通り。
ハマの男・村田がホームランに込める熱き想いとは!
横浜ベイスターズ村田選手の長男・閏哉(じゅんや)くんは早産のため712gで生まれ、新生児集中治療室(NICU)に入院した。その後手術のため転院が必要になるが、受け入れてくれる病院が見つからず、新生児医療をとりまく厳しい現実に直面する。
野球人・村田として、また一人の父親としての彼の知られざる活動を、自身の実体験をもとに赤裸々に語る。
四六判192頁、定価1400円+税でTBSサービス出版部発行。
私の最大の収穫は、この本にも寄稿してくださった神奈川県こども医療センター新生児科医長の豊島勝昭先生と出会え、医療者としての真摯な仕事ぶりに直に接することで、学び、触発されることが多々あったことだ。
豊島先生がお書きになったNICUの現状や医療者としての思いだけでも、読んでもらえると有難い。取材に応じてくださった早産を体験したご家族の皆さんにも、心から感謝しています。
ロッテ・ホテル・ソウルから南大門路を渡り、韓国電力の脇の露地を入ったところにある焼肉店「コムクッシチブ」に連れて行ってもらった。
「コムクッシチブ」は、鳩山前首相や日本人お笑いタレントの写真が貼りだされている「ノビチブ」という店の隣の建物の2階にある。
牛肉のボリュームと柔らかさには舌を巻いた。火にかけたニンニクがジュワジュワしたところで、焼き上がった肉に包み、特製コチュジャンや粗塩を付けて食べるのだが、脂っこくなくていくらでも食べられる感じ。旨し、旨し。
柔らかいロースや骨付きカルビを注文
肉が焼き上がるとハサミでジョキジョキ切ってくれる。本場のキムチもぎょうさん食べました!
クライアントにご馳走になってしまったので、値段は分からなかったが、地元のサラリーマンやOLで混み合っていたので、それほど高級店ではない模様。大満足の昼食でした!
疲労を残してはいかんと思い、今日の午前中は静かにしておりました。
でも、ソウルでは美味しい焼肉と宮廷料理を堪能し、精をつけてきたし、和歌山ではこれまた最高に美味な魚料理(太刀魚の煮付け定食)を食べ、栄養を蓄えましたです。