6月に入ってから、カヤの右目が少しずつ萎縮し始めた。
やけに目ヤニが多いなあと思っていたら、萎縮が進んだぶん、
目ヤニが溜まりやすくなってしまったのだそうだ。
カヤは粘性の目ヤニが気になるらしく、敷物にこすりつけたりするので、
すでに機能は失っているのだけれど、白目が充血して痛々しい。
そこで、薄~いホウ酸水で目の周りの目ヤニを拭きとって、
処方された「パピテイン」と「ファルキサシン」を点眼してあげている。
仕事の合間に、久しぶりにほかのワンたちのブログなんぞのぞいてみたら、
旅先の高原を思い切り走り回っていたり、ワン友と交流したり、
ドッグカフェで、見た目も工夫された極上のフードを食べたり、
それぞれに家族との夏休みを満喫している様子が綴られていた。
いきいきと楽しそうなワンたちの写真を眺めていたら、
カヤがモーレツに可哀想になってしまった。
昨年の夏と同じように、おなかの不調が続き、
ALB値が2.0g/dlにまで下がってしまったので、
フード内容にまたまた注意が必要となった。
グランベリー顆粒もやめ、オリーブオイルも控えることに。
目も耳もきかないカヤは、楽しいことなどないに等しいのだから、
晩年を迎えるにあたって、せめて食事だけは、
カヤが食べたがるものを存分に食べさせてあげたかった。
食べ物までつまらないものになってしまって、
食いしん坊の私からすれば、気の毒でならない。
普段はここまで可哀想がらないのだけど、
8月の初めに久しぶりに会った知り合い(黒ラブの飼い主として出会った人)が、
しつけの入れられない保護犬をちょっと小馬鹿にしたように
何度も「駄犬」と呼んだのが、胸に突き刺さったままになっていて、
そんな言われ方をされた、カヤを含む保護犬たちが、
心底可哀想になってしまったのでした。
彼女の娘さんが、ペットショップに出戻った
訳ありの小型犬を引き取ったのはいいのだけど、
その犬が社会化ができていなくて、しつけも入らないと嘆き、
自分の言うことをきいた、今は亡き黒ラブと比較しながら
「駄犬」という言葉を連呼するのだもの、聞いていて哀しかった。
「駄犬」なんて、憎悪表現にほかならない。
カヤは散歩もいっしょに行けないし、アイコンタクトもとれない。
私の顔さえ知らないのに、私を飼い主だと認めているのだろう、
家の中では私に付いて回る。
確かに、3頭の黒犬と同じような交流の仕方はできないけれど、
カヤだって、ほかの保護犬だって、けっして駄犬なんかじゃ、ない。
彼女の言葉は空の彼方に葬り去ることにして、
カヤに対して、私ができることは何でもしてあげようと思った。
目のケアも、きちんとしてあげよう。
3頭の黒犬と同じように、カヤは私にとっては宝物だから。
やけに目ヤニが多いなあと思っていたら、萎縮が進んだぶん、
目ヤニが溜まりやすくなってしまったのだそうだ。
カヤは粘性の目ヤニが気になるらしく、敷物にこすりつけたりするので、
すでに機能は失っているのだけれど、白目が充血して痛々しい。
そこで、薄~いホウ酸水で目の周りの目ヤニを拭きとって、
処方された「パピテイン」と「ファルキサシン」を点眼してあげている。
仕事の合間に、久しぶりにほかのワンたちのブログなんぞのぞいてみたら、
旅先の高原を思い切り走り回っていたり、ワン友と交流したり、
ドッグカフェで、見た目も工夫された極上のフードを食べたり、
それぞれに家族との夏休みを満喫している様子が綴られていた。
いきいきと楽しそうなワンたちの写真を眺めていたら、
カヤがモーレツに可哀想になってしまった。
昨年の夏と同じように、おなかの不調が続き、
ALB値が2.0g/dlにまで下がってしまったので、
フード内容にまたまた注意が必要となった。
グランベリー顆粒もやめ、オリーブオイルも控えることに。
目も耳もきかないカヤは、楽しいことなどないに等しいのだから、
晩年を迎えるにあたって、せめて食事だけは、
カヤが食べたがるものを存分に食べさせてあげたかった。
食べ物までつまらないものになってしまって、
食いしん坊の私からすれば、気の毒でならない。
普段はここまで可哀想がらないのだけど、
8月の初めに久しぶりに会った知り合い(黒ラブの飼い主として出会った人)が、
しつけの入れられない保護犬をちょっと小馬鹿にしたように
何度も「駄犬」と呼んだのが、胸に突き刺さったままになっていて、
そんな言われ方をされた、カヤを含む保護犬たちが、
心底可哀想になってしまったのでした。
彼女の娘さんが、ペットショップに出戻った
訳ありの小型犬を引き取ったのはいいのだけど、
その犬が社会化ができていなくて、しつけも入らないと嘆き、
自分の言うことをきいた、今は亡き黒ラブと比較しながら
「駄犬」という言葉を連呼するのだもの、聞いていて哀しかった。
「駄犬」なんて、憎悪表現にほかならない。
カヤは散歩もいっしょに行けないし、アイコンタクトもとれない。
私の顔さえ知らないのに、私を飼い主だと認めているのだろう、
家の中では私に付いて回る。
確かに、3頭の黒犬と同じような交流の仕方はできないけれど、
カヤだって、ほかの保護犬だって、けっして駄犬なんかじゃ、ない。
彼女の言葉は空の彼方に葬り去ることにして、
カヤに対して、私ができることは何でもしてあげようと思った。
目のケアも、きちんとしてあげよう。
3頭の黒犬と同じように、カヤは私にとっては宝物だから。