フィラリア予防が必要な季節である。
写真はチュアブルタイプのフィラリア予防薬で、今年の春に2カ月分(4個)買ったときのパッケージだ。
フィラリア予防薬も犬の体重によって投与量が異なる。和光の動物病院で処方されていたモキシデック錠は、体重分けがけっこう細分化されているらしく、組み合わせて使えるように錠剤の大きさ(薬の含有量)が5つに分かれていた。
22kgのクリはモキシデック60を1錠、
34kgのブナはモキシデック136を1錠。
32.5kgのトチはモキシデック15と60を各1錠ずつだった。
去年の明細を見ると、3頭分で1カ月4726円。
今年は笹塚の病院でフィラリアの検査をし、予防薬を購入したのだが、笹塚の病院で処方している錠剤はモキシデック錠ではなく、値段もチュアブルタイプの値段もあまり差がなかった。
チュアブルタイプだと犬糸状虫だけでなく回虫や鉤虫の駆除もできるので、結局錠剤ではなくチュアブルをあげることにした。
「カルドメックチュアブル」。
体重22.7~45.3kgなら1カ月1錠。モキシデック錠と違い、体重分けが大ざっぱ(言葉が悪いですが)なので、クリ、ブナともに1錠ずつでいい。
2頭の1カ月分の薬代は5300円。3頭なら7950円。4726円だったモキシデック錠に比べたら、ずいぶん高い。
笹塚まで毎月買いに行くのは大変なので何カ月分も買っておけばいいのだが、まとめ買いをするには、福沢諭吉さんに数枚お出まし願わねばならない。ちと痛い。
フィラリア予防薬は検査さえしてクリアすれば、どこで買っても同じなので、ネット通販でもう少し安価で買えないものかと思って調べたら、ちゃあんと買えるのですね、今は。そういう時代なんですね、今は。
サイト内の製品説明には次のように書いてあった。
ハートガードプラス(Heart Guard Plus)
日本名:カルドメック
※パッケージは海外向けの英語表記ですが、
中身・成分は日本向け製品カルドメックと同一です。
また、ハートガード(日本名:カルドメック)は
イベルメックPIのブランド品(先発薬品)です。
どちらも同じ成分で犬糸状虫の寄生予防、
犬回虫及び犬鉤虫の駆除ができます。
同じものを病院で買うと6錠1万5900円だけど、私が注文したPet-EZというところでは6錠で4600円なのだ。6錠だとうちでは3カ月分。1万円以上の差は大きい。
そのPet-EZという会社がどういう会社なのか、所在地がどこなのかはホームページでもよく分からなかった。が、モノは試しということで、注文をして代金を銀行に振り込んだら、確認のメールが来た。
「○日に香港から発送させて頂きまして」と書いてある。
あらら、香港から発送って……。そう言えば、口座名義が日本人名でも、会社名でもなかったなあ。
送料370円はこちら持ちだけど、香港からの送料でもそんな金額で済むのかしら。
そういう時代なんだ、今は。
ふうんと思いながら、予防薬の到着を待っているところである。