27日に行われた衆議院厚生労働委員会に、東大先端科学技術研究センター教授で同大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦氏が参考人として「放射線の健康への影響」を解説した。いや、解説というより心からの緊急提言だった。
広島の原爆と比較して、福島原発の事故がどれほど深刻な状況かを切々と訴えている。
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo
児玉教授の提言は、
1.国策として、日本が持っている最新鋭の機器を投入し、食品・土壌・水を抜本的に改善すること
2.子どもの被曝を減少させるために、緊急に新しい法律を制定すること
3.国策として、土壌汚染を除染する技術に民間の力を結集すること
4つ目の提言は時間切れで言及できなかったみたいだけれど、義憤が感じられる厳しい口調で胸に迫った。
こういう発言を聞いて、議員や官僚1人ひとり、人としてどう感じるんだろう。